- 医王山スポーツセンターでバスを下り、車道を少し歩いた後、山道に入った。溝状の道で両側の斜面にはショウジョウバカマが多く咲いていた。
- キャンプ場のある医王の里でいったん車道に出た後、再び山道に入った。雑木林の登りだった。西尾平には駐車場があり10台ほど車が停めてあった。西尾平から登る人が多いらしく、登山者とのすれ違いが多くなった。
- しがらくびの先でにわか雨に5分程降られた。レインウェアを着た。白兀(しらはげ)山まで登ると少し雪が残っていた。山頂には展望台があり先着の登山者2人が休んでいた。
- 白兀山から夕霧峠にかけては山の東側を巻く道になり積雪が多かった。スパッツを付けた。多いところでは70-80cmの積雪だった。気持ちの良いブナの森だった。稜線に戻ると雪を踏んだり土を踏んだりの繰り返しになった。
- 夕霧峠はスキー場のリフトの終点になっていた。ゲレンデには雪はほとんど残っていなかった。リフト終点駅の板敷きの上で休んでいる登山者が数人いた。風が少し強かった。
- 夕霧峠からしばらくは急な登りで雪はなかった。道が緩くなると雪が増えてきた。奥医王山山頂付近は積雪20cmくらいだった。展望台があり登ってみたが遠くの山は雲の中で見えなかった。
- 奥医王山からの下りはワ谷を経由して栃尾へと向かった。ワ谷の下りは雪で埋まり足跡もなく、下りるに従いルートに不安を感じて来た。途中で分岐を見落としたのではと、いったん100mほど戻って確認し直したほどだった。雪の下には水が流れていて踏み抜かないよう注意した。それでも時々水流に足を突っ込んでしまった。結局、転んでしまい、指に傷を作ってしまった。バンドエイドで応急手当をした。久々の緊張感の高い山登りになった。下っていくうちに、はっきりした登山道に出てほっとした。
- 栃尾集落3.0kmの標識の先で登山道は谷を離れ尾根に向かった。尾根の道は、雪解け以後歩いた人が少ないせいか、折れた枝がたくさん落ちていた。尾根の緩くなった箇所ではイワウチワが咲いていた。栃尾の登山口近くにはツバキが咲いていた。
- 栃尾からは舗装された林道を下った。林道から車道に出た東町で間違えて反対側に曲がってしまった。10分程歩いて川の流れが逆な事に気が付き引き返した。バス停のある芝原付近は桜が満開だった。