- 千守(ちもり)でバスを降りて車道を歩き始めた。海岸沿いの道だった。すぐに民家の女性3人に「奥山に登るの?」と声をかけられた。「杖を持っているの?」と尋ねられた。やがて海岸を離れて登りになった。暑いのでTシャツ一枚になった。登り詰めると登山口の椋浦(むくのうら)峠に着いた。あずまやとベンチが有った。
- 登山道に入ると、一直線の登りになった。階段が付けられていた。木の高いところに桜が咲いていた。鳥のさえずりが多かった。暑くて汗をかいた。二つ目のベンチで一休みした。一休み後は少し緩い登りになった。
- 登り着いた奥山山頂にはあずまやが有った。傍らには石仏が何体か有った。南側の展望が開けていて島々が見えた。
- 奥山からはミツバツツジやヤマザクラが所々に咲く尾根道を歩いて行った。急な下りでは階段が付けられていた。大山峠の先で地蔵堂を見、更に5分ほど登ると、あずまやの建つ広場に出た。眺めが良く岩城島がよく見えた。昼食休憩にした。
- あずまやの先は登り下りが多い稜線になった。ミツバツツジが多く咲いていた。田熊への分岐手前に小さなピークが有り、行く手に目指す青影山がよく見えた。
- 田熊分岐から一登りすると青影山山頂に着いた。前後に長い山頂だった。手前側にあずまやが有った。奥の広場の方が少し標高が高かった。展望が良く周囲の島々を望むことができた。周辺はソメイヨシノが満開だった。クヌギの木も多く、どんぐりがたくさん落ちていた。暑かったのであずまやの方に戻り、屋根の下の日影に入って休んだ。焼酎のお湯割りを飲んでくつろいだ。
- 分岐に戻り、田熊集落へ向かった。途中ではミツバツツジがたくさん咲いていた。やがて林道から車道へと変わり、集落に入っていった。ソメイヨシノが満開だった。田熊保育園の先に無人販売所が有った。小ぶりの不知火(デコポン)1袋100円を売っていたのでお土産に購入した。甘くておいしかった。
- 金山港まで歩き、小さな待合室で休みながら帰りの尾道行きバスを待った。