- 盛岡からのバスは2台に増発されていた。茶臼口に近づくと黄葉がきれいになった。花のように鮮やかに色づいた木々を見て乗客の一人が「これ花じゃないんだよな」と言った。
- 茶臼口でバスを下りた。茶臼岳までは人が多かった。茶臼岳からは南側に沼がいくつも見えた。茶臼岳から黒谷地までは石のごろごろした歩きにくい道だった。
- 平らな湿原を歩いていくと避難小屋(陵雲荘)に着いた。荷物を置き付近を散歩した。八幡平頂上のやぐらに登ってみた。オオシラビソのために展望は良くなかった。山頂から駐車場までの間に小さな沼があり、紅葉がきれいだった。駐車場のレストハウスでビールを買って避難小屋に戻った。宿泊者は8人だった。
- 翌朝、小屋の室温は7℃だった。日の出とともに出発した。駐車場のトイレで水を補給した。
- 畚(もっこ)岳付近は紅葉がきれいだった。諸桧(もろび)岳付近はオオシラビソが多く紅葉が少なかった。畚岳から諸桧岳にかけては、ところどころ足元にマイヅルソウの赤い実があった。前諸桧からの下りは紅葉がきれいだった。嶮岨森(けんそもり)が尖って見えた。
- 嶮岨森付近で逆方向に向かう縦走者に次々あった。「八瀬森からはヤブがきつかった」「小畚(こもっこ)、三ツ石の紅葉がきれいだった」と言っていた。翌日の天気予報が雨だったこともあり、八瀬森へ行く予定を変更して三ツ石へ向かうことにした。
- 大深山荘には水場標識があった。無視してそのまま縦走路を歩いた。5分進んだところで「水場まで200m」の標識があった。短い距離に引かれて今度は行ってみた。結局同じ水場に出た。
- 大深岳から三ツ石山にかけては紅葉がきれいだった。三ツ石山荘は湿原の中にあった。宿泊者は4人だった。
- 翌日、霧の中を出発した。幸い雨は降っていなかった。予定より早く松川温泉に着いた。バスを待つ間、一浴し、ビールを飲んだ。