- 興津からのバスは途中の但沼(ただぬま)車庫で乗り換えだった。坂本で下車したのはもう一人の登山者と二人だけだった。
- 杉植林の登山道を登っていくと小屋場ノ段と呼ばれる平らな場所に着いた。あたりは植林帯だった。
- 分岐を右に曲がって陣場山を目差した。ところどころ倒木の有る道だった。陣場山は一方が植林、もう一方が雑木林だった。雑木林の間から浜石岳が見えた。
- 分岐まで戻り、浜石岳を目指した。途中の鞍部付近でいったん林道に出た。鞍部を過ぎると再び植林帯の中の山道に入った。アンテナの横を通り、駐車場の脇を登っていくと浜石岳山頂に着いた。
- 山頂は芝生状になっていた。100人以上休んでいた。駿河湾から一気に立ち上がる富士山がきれいに見えた。食後、芝の上に横になって昼寝をした。日が暖かだった。
- 下りは登ってきた方角とは反対側の南側へ向かった。山頂直下には雰囲気の良い松林があった。
- さった峠への道を見送り、立花集落への道を下った。やがて茶畑の中に出た。茶の木はきれいに丸く刈られ、丘の上まで続いていてきれいだった。更に下っていくと、みかん畑に出た。オレンジ色のみかんがたわわになっていて、思わずもいで食べたくなった。