- 今回は10人グループのリーダーだった。曇り空で蒸し暑かった。ゴンドラ山頂駅のアルプス平から歩き始めた。地蔵の頭までは、お花畑の中を登った。地蔵の頭では霧になった。
- しばらく順調に登った後、小遠見山の直前でAさんの足がつってしまった。小遠見山まで荷物を担ぎ上げ、少し長めの休憩を取りながらAさんの荷物を数人で分担して軽くした。
- 小遠見山からはAさんを先頭に歩いた。Aさんも次第に調子を取り戻して来た。尾根は狭くなり、すれ違いも多くなったので慎重に進んだ。大遠見山で昼食休憩を取った。
- 大遠見山からは先頭を交代しながら登った。霧で涼しい登りになった。西遠見からはロープの有る道になったので先頭を歩いた。
- 長い木の階段の先で鎖場になった。先頭を再び交代しながら登った。鎖は全部で4箇所有った。周辺はタテヤマウツボグサやハクサンフウロがきれいだった。鎖場が終わった所で小休止した。雨がポツリポツリと降り出した。白岳付近のチングルマは穂になっていた。
- 少し雨の降る中、五竜山荘に到着した。Aさんも後半持ち直して、予定していたよりも早く着く事ができた。
- 雨がやんだので夕食前は外のベンチで休んだ。少し風が有って寒かったので、ココア300円を購入して飲みながら休んだ。一時的に霧が晴れ、唐松岳が見えた。
- 二日目朝は霧がかかっていた。余分な荷物を小屋に置いて五竜岳に向かった。Aさんは下りに備えて山頂は自重した。
- 途中で霧が晴れて山頂が見えた。すれ違いが多かった。鎖場と岩場を通り、予定より少し時間がかかって山頂に着いた。再び霧になり良い展望は得られなかった。
- 山荘への戻りでは、時間もだいぶたったせいで、すれ違いはほとんど無かった。チングルマが少し咲いているのに気がついた。岩場の下りは予定よりも時間がかかった。
- 山荘で荷物を回収して霧の中を出発した。急な下りでは時間がかかった。途中で霧が晴れると山荘が見えた。時間が遅れていたので休憩時間を短縮して歩いた。中遠見まで来て遅れを取り戻し、ゴンドラ山頂駅には予定した時間に着いた。
- 二日間、暑い中を歩き、無事、怪我なく下山できた。9人が山頂に登頂できて満足した。