- タクシーで登山口に向かった。途中の夏井川には白鳥の飛来地が有り、20-30羽の白鳥が休んでいた。
- 広い駐車場の有る登山口から登り始めた。途中で右手に向かう月山への道を見送った。沢・尾根コース分岐からは沢コースを通った。すぐに滝が現れ左側の鎖場を登った。その後は岩場、鎖場、金属の足場が続いた。
- 〆張場の先で尾根に出た。岩場・一般コースの分岐は岩場コースを進んだ。岩場の稜線から斜面を横切る道へと進むと男体山の基部に着いた。鎖場は急で半分ほど登ったところで手もかじかんできたので諦める事にした。
- 鞍部を通り女体山まで登ると岩の上から先ほど諦めた男体山の岩峰がすぐ下に見えた。風を避けて岩陰で昼食休憩にした。時々登山者も通った。岩陰の先にはベンチが有り、眺めが良かった。登山者二人が休んでいた。
- 女体山の下りで岩場にまごついていると、地元の登山者が足場を教えてくれた。年間150回も二ツ箭山に登っているとの事で、足場も熟知していた。そのまま二ツ箭山山頂まで案内してもらった。山頂手前では登山道脇の「二ツ箭山で一番太いブナ」を教えてくれた。
- 二ツ箭山山頂は樹林に囲まれていた。先に下山する案内者を見送った後、下山を開始した。月山までは歩きやすい緩い登山道だった。月山からは男体山と女体山が見えた。
- 月山の先で予定コースを外れ紹介してくれた桐ヶ岡大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)へのコースを下った。落ち葉の多い静かな道だった。アセビやアカマツの木が多かった。
- 最後に舗装路に出て少し下ると大山祇神社に着いた。参道を少し下ると後は車道の下りになった。途中で雨が降り出してレインウェアを着た。
- バス停に着いた時は雨はやんでいたので農協の自動販売機で購入したコーヒーを飲みながら外のベンチでバスを待った。農協の女性職員に「二ツ箭山に登ったんですか。登ってみたいけれどまだ登っていないんです」と声をかけられた。
- この日は変化の多い山行を楽しめて満足した。