- 前日は銀山平に宿泊した。当日朝、シャトルバス出発点の「白銀の湯」には待っている人が列を作っていた。3台目のシャトルバスに乗り枝折(しおり)峠まで移動した。
- 良い天気だった。枝折峠には滝雲見物の観光客が大勢いた。枝折峠から流れ出す滝雲の景色を楽しみながら登り始めた。大勢の登山者とすれ違った。
- 道行山でザックのポケットに入れていたペットボトルの水を落としてしまった事に気がついた。同行のAさんに500ミリリットル分けてもらった。小倉山手前にはベンチが有った。百草ノ池からは階段の登りがしばらく続いた後、岩場の登りになった。
- 避難小屋には昼前に着いた。外のベンチでコーヒーを飲み、お菓子を食べながら長い休憩を楽しんだ。小屋の管理人は一人だけだった。15日が小屋閉めとの事で明日は手伝いにもう一人管理人が登ってくるとの事だった。
- 3時頃に管理人から「今から1時間はトイレが使えません」と知らされた。トイレの汚物を黒のビニール袋に入れる作業が始まった。大変な作業だと思った。この日は定員40人に対して25人の宿泊で、少し余裕が有った。
- 翌日も快晴だった。小屋に荷物を残し、明るくなってから山頂に向かった。朝日に照らされた紅葉がいっそうきれいだった。
- 山頂には3-4人の登山者がいた。記念写真を撮ってもらった。八海山の展望を楽しんだ後、往路をゆっくり下って小屋に戻った。
- 小屋で荷物を回収し、「お世話になりました」と管理人に挨拶して小屋を後にした。30分も下ると、小屋閉めの手伝いに、もう一人の管理人が早くも登ってきた。挨拶すると「今日は天気が良くて良かったですね。また来てください。」と言われた。
- 小倉山からは往路から分かれて駒ノ湯温泉に向かった。急な下りだった。草木をつかみながら下った。標高1190mからは鎖場になった。慎重に下った。栗ノ木の頭では単独行に抜かされた。駒ノ湯までの登山道で唯一会った登山者だった。
- 駒ノ湯温泉で帰りのタクシーを待った。大発生したカメムシが壁いっぱい付いていた。
- 今回は二日間とも天気に恵まれ、秋の登山を満喫することができた。