- 堂ヶ島バス停付近には観光客が多かった。観光船に乗る観光客を尻目に車道を歩き始めた。途中で海岸へ向かうショートカットの歩道を下って浮島(ふと)海岸へ出た。石のゴロゴロした海岸には少しだけ砂浜が有った。一休みした。ダイビングを楽しむ人が多いらしくダイバーが10人ほどボートに乗って海から戻ってきた。インストラクターを除いて全員が女性だった。
- 浮島海岸の外れから西伊豆歩道の灯明ヶ崎コースに入った。手すりが有り良く整備された道だった。ところどころにツワブキが咲いていた。左下へ椿園への道が分岐していた。樹林に囲まれたあずまやの横を通った後、今度は左下から椿園からの道が合流した。合流点から少し進むと見晴らしの良いあずまやが有ったので休憩した。脇に三角点が有った。堂ヶ島の海岸線がきれいに見えた。
- あずまやから10分ほど歩くと海岸沿いの車道に出て灯明ヶ崎コースが終わった。結局コース上では歩行者には会わなかった。田子の漁港を左に見ながら車道を歩いて行った。あちこちにダイバーがいて、昼食など取って休んでいた。空にはトンビが飛んでいた。
- 大田子まで歩き、西伊豆歩道今山コースに入った。最初はコンクリート舗装の車道歩きだった。少し登り坂だった。ところどころに民家が有った。車道の終点に近づくとアロエ畑がたくさん有った。少しだけ花が咲いていた。車道終点から5分ほど山道を登ると休憩舎が有った。標高は約140mだった。見晴らしが良かったので一休みして昼食にした。
- 休憩舎から標高約210mまで急な坂を登るとベンチの有る最高点に着いた。ベンチ先を回り込んで北側になると時々富士山が見えた。単独行者とすれ違った。
- 網屋崎分岐まで進み左の岬側へ1分ほど進むと休憩舎が有った。一休みした。
- 休憩舎から岬先端の網屋崎へ向かった。鎖の手すりがある急な階段を下った。平地まで下りると港になっていて湾内にはヨットがたくさん係留されていた。岬先端の灯台のところまで行ってみた。振り返ると日差しがまぶしかった。灯台からの帰りは浦守神社に寄ってみた。参道の先端は汐が満ちてきていて海水につかっていた。急坂を登り返し休憩舎に着く手前で先ほど会った単独行とすれ違った。
- 休憩舎先の分岐を左に曲がり安良里(あらり)へ向かった。急な階段の下りの後、だらだらとした緩い下りになった。少し登り返しも有った。造船所の所で車道に出た。安良里の港をぐるっと回り、浦上バス停まで歩いてバスに乗り込んだ。
- 結局、この日、山中で出会ったハイカーは単独行者一人だけだった。