- 電車が富田駅に着く直前に「大小」の白い文字を付けた大小山が見えてうれしかった。
- 田んぼの間の車道を進んで行くと登山口に着いた。二つ有る駐車場には合わせて約40台の車が有り人気の山らしかった。阿夫利神社の横から登山道に入った。
- しばらくはコンクリートの山道だった。石の階段も有った。男坂と女坂の分岐からは男坂を登った。石の階段を登ると仙間神社が有った。神社からは岩場になった。鎖も有った。名残の紅葉を見ながら岩場を登った。
- 女坂と合流すると「大小」の文字のすぐ下に着いた。急坂を一登りで見晴台に着いた。あずまやが有り椅子が有った。椅子に座って昼食休憩にした。日当たりが良く筑波山まで見えた。
- 昼食後は鉄製の階段を登った後、岩場を一登りして大小山山頂に着いた。関東平野の見晴らしが良かった。標識の前で記念撮影をした。
- 大小山から鞍部に下って登り返すと最高点の妙義山に着いた。こちらも眺めが良かった。暗い雲が北西から近づき赤城山は雲に隠れてしまった。数名の登山者がいた。うち一人はこの山のガイドで「大小山は低山では名峰だ。事故も多い。」と教えてくれた。
- 小休止後、間違えてまっすぐ3分ほど進んでしまい、山頂に引き返した。ガイド氏が「そちらは下山まで1時間半かかる。駐車場ならこっち」と正しい道を教えてくれた。「岩場でロープや鎖も有るけれど阿夫利神社の標識に従って下れば良い」と教えてくれた。
- 南東側の尾根に向かった。ロープと鎖を使いながらゆっくり下った。標識がなければ間違えそうな分岐が2箇所ほど有った。細かいコブが数ヶ所有り、洞窟も有った。出発点の阿夫利神社に無事着いてほっとした。
- 休んでいるとガイド氏が下りてきた。「無事下りましたか」と挨拶された。車道を駅に向かうとガイド氏の車が通りかかった。車の中から手を振って挨拶してくれた。
- 富田駅に着いた頃には冷たい風が吹き今にも雨が降りそうだった。待合室で体を温めながら電車を待った。