- 今回は10人グループのリーダーだった。
- 初日は裏磐梯の五色沼散策だった。Aさんは列車を間違えて五色沼には2時間遅れで合流した。Bさんは散策中に指を蜂に刺されてしまった。ポイズンリムーバーで毒を吸い出し、ペットボトルの水で洗って応急処置をした。紅葉はきれいで観光客も多かった。
- この日は国民宿舎に宿泊した。幸いBさんの患部は夜には腫れが引いていた。
- 二日目は裏磐梯高原駅バス停から歩き始めた。スキー場の最上部からぬかるみの道を少し歩くと銅沼(あかぬま)に着いた。水蒸気を上げた荒々しい磐梯山が見えた。池は赤くきれいだった。
- 久しぶりに長い距離を登るCさんが遅れ気味だったので、銅沼からはゆっくりと登った。急坂が終わると八方台登山口からの道を合わせた。紅葉のきれいな尾根道だった。途中で右下がりの斜面を横切って進む道になり一部に鎖の手摺りが有った。
- 最後に緩く登ると弘法清水に着いた。眺めが良かった。Cさんは磐梯山には何度も登っているので弘法清水から山頂への往復は取りやめ小屋で待機する事にした。喉を潤して余分な荷物をCさんに預けて出発した。
- 弘法清水から一登りすると山頂に着いた。360度の展望だった。猪苗代湖や桧原湖がきれいだった。10人ほどの登山者がいた。集合写真を撮ってもらった。
- 小屋に戻りCさんと合流した。一部の人は携帯トイレを買いトイレブースを体験した。
- 下山は猪苗代登山口に向かった。岩の多い道が終わると緩い道になった。湿原や紅葉を楽しみながら歩いた。沼ノ平から赤埴(あかはに)山巻道までは紅葉がきれいだった。
- やがてスキー場ゲレンデに出た。眺めが良かった。ゲレンデ下り始めでDさんが転んでしまい、足首を痛めてしまった。みんなでDさんをかばいながら下った。
- 最後はヘッドランプを点けて下り、タクシーの待つ登山口に着いた。回収ボックスに使用済み携帯トイレを入れてタクシーに乗り込んだ。
- 駅に着いた時には予定の列車がちょうど着いたところだった。ぎりぎり我々が乗り込むと列車はすぐに発車した。ようやく苦労しながらも充実した山行が終わった。