- ダムの横の登山口でタクシーを降りた。ダムを渡り少しダム湖に沿って歩いた後、登り始めた。紅葉が始まっていた。
- 梯子を登ると見晴らしの良い三合目に着いた。次々と登山者が下山してきた。三合目からは尾根伝いの道だった。しばらく樹林帯を登った後、大栃平に着いた。展望が開け山頂方面が良く見えた。
- 眺めの良い稜線歩きが続いた。少し風が強く、鎖場の手前でITさんが帽子を飛ばされてしまった。鎖場を登ると六合目の小ピークに着いた。六合目から少し下った後、急な登り坂になった。梯子も有った。紅葉がきれいだった。
- 水場標識が有った。水場は横に80m位進んだところに有った。パイプが詰まっていて、IKさんが泥をかき出してようやくたくさん流れるようなった。
- 水場から一登りで避難小屋に着いた。この日の宿泊は我々だけだった。ワインで乾杯した。夕暮れを迎えると曇り空になった。室温は17度だった。風の音がしばらくうるさかった。
- 翌朝は曇り空だった。室温は12度だった。薄暗いうちから登り始めた。北峰、中ノ峰を経て山頂に着いた。好展望だった。
- 下りは三条側へ向かった。九合目まで下ると小雨が降り出したのでレインウェアを着た。午(うま)ノ背付近は紅葉がとてもきれいだった。標高約850mの尾根を離れる地点まで灌木帯が多く、展望が良かった。
- 六合目には「天狗の水」と書かれた水場が有った。ブナ林になるとやがて粟薬師に着いた。祠の中には七体の薬師像が有った。粟薬師からは、一部で露岩の急な下りが有った。雨がやんだので三合目への途中でレインウェアを脱いだ。三合目から下では植林が出てきた。
- 沢沿いを少し歩くと林道に出た。林道を少し進むと一合目の駐車場に着いた。車道を八木鼻温泉まで下り、一浴してからバスに乗り込んだ。