- 河口湖駅は外国人観光客も多くて賑わっていた。本栖湖行きのバスも混雑していた。運転手から「団体さんは何人ですか」と問われ「14人で紅葉台まで」と答えると、近距離の人だけを乗せるバスを増発してくれた。増発バスも30人ほどの乗客だった。
- 紅葉台入口で下車して歩き始めた。しばらくは平坦な車道だった。登り口まで来ると牧場が有り木曽馬がいた。牧場からは未舗装の登り車道になった。周囲の雑木林を見ながら登った。
- 最後に階段の遊歩道を登ると紅葉台に着いた。展望台を兼ねた建物が有った。
- 紅葉台からは尾根伝いの幅広の登山道になった。やがて三湖台に着いた。ウッドデッキのテラスが有った。快晴で富士山がきれいに見えた。西湖、本栖湖、樹海が見えた。
- 尾根を足和田山に向け進んだ。東海自然歩道になっているなだらかな登りだった。所々で林道が絡み、遊歩道を通ったり林道を通ったりした。
- 最後に一登りすると足和田山山頂に着いた。ベンチが有った。富士山側の展望が開けていた。2匹の犬を連れた親子が下って行くと我々だけになった。記念撮影後、昼食休憩にした。白ワインで乾杯し、太刀魚のあぶり焼きがふるまわれた。久しぶりに会った人もいて交流を深めた。登山者が時折登ってきては下っていった。背の高い西洋人3人組も登ってきた。ベンチに座り昼食を食べながら富士山を眺めていた。
- 下山は東へ進んだ。最初は急だった。日影には少し雪が残っていた。道がゆるくなると展望が開けベンチが有った。「知事様」と書かれた石柱が有った。ベンチからの下りでは落ち葉が多かった。
- 天神峠から更に稜線を進むと秋葉神社の建つ羽根子山に着いた。木の間から河口湖が見えた。羽根子山からは河口湖側に急な坂道を下った。車道に出た後、勝山バス停まで歩いた。
- バスは遅れていた。バス停前のお店の女主人が気にしてバス停の時刻表を見て確認してくれた。「バスが走る日なので確かに来ます。30分くらい遅れることも有るから」と教えてくれた。25分ほど遅れてバスがやってきた。車内はすし詰めに近く、すぐ隣にはインドネシアからの観光客が立っていた。支払い方が不安そうだった。身振りでスイカで払える事を教えたら鞄の中から真新しいスイカを出して見せてくれたので「OK」とうなずいた。
- 快晴で一日富士山を楽しみながら楽しく歩くことができた。河口湖周辺も昔の賑わいが戻ってきて何よりだと思った。