- 十五島公園バス停から歩き始めた。晴れだった。豊平川までは舗装路の下りだった。凍って滑りやすかった。十五島公園の外れで豊平川を吊橋で渡った。カメラを持った女性がバードウォッチングをしていた。北方自然教育園までの車道ではアカゲラを見た。
- 北方自然教育園からは雪の積もった車道の登りになった。
- 白川(しらいかわ)市民の森駐車場には車が3台有った。下ってきた二人組がいた。「普通はこちらを登ります。つぼ足で大丈夫」と左側の道を教えてくれた。「天気も良いので楽しんできてください」と挨拶しながら帰って行った。
- トレースが有って歩きやすかった。新雪が約50cm積もっていた。急坂を上に向かう道を見落としてしまい、やがてトレースが少なくなった。上からは登山者の声が聞こえた。雪が柔らかくなったのでワカンを付けた。しばらく登るとしっかりしたトレースに戻った。
- 小さな鞍部に8番の標識が有った。稜線が近づいたところに21番の標識が有った。小雪が舞ってきた。
- 20番標識からは山頂への急登になった。雲は本降りになった。山頂が近づくと少し下り坂も混ざった。我慢しながら登って行くと再び天気が良くなってきた。
- 山頂に着く頃には再び青空が広がっていた。暖かな日に当たりながら昼食休憩にした。豊平川の対岸にスキー場が見えた。反対側には海が見えた。しばらくすると日が陰り寒くなってきた。小雪が舞い出す中、下山することにした。
- 20番標識に戻る手前で二人組とすれ違った。二人はアイゼンを付けていた。8番標識の先で往路を外れトレースの多い道を下った。7番標識を見た後、6番標識に来たところで尾根の下りに入った。最後の急坂を終えると往路に出た。駐車場はすぐ先だった。
- 駐車場でワカンを外し、静かなスノーハイキングが終了した。結局、山中で出会ったのは二人だけだった。
- 豊平川を渡り返すときに振り返ると登ってきた青山がくっきりと見えた。一日スノーハイキングを楽しむ事ができて満足した。