- 木戸池キャンプ場に張ったテントに余分な荷物を置いて出発した。
- ひょうたん池までは笹の切り開きの道だった。木道になるとすぐにひょうたん池に着いた。小さな池だった。
- 渋池まで来ると右手から道が合流し道幅が広くなった。渋池には浮島が有った。渋池からは緩い登り坂になった。周囲はコメツガとシラビソの森だった。メボソムシクイが鳴いていた。
- 四十八池にはトイレとあずまやが有った。湿原にはイワショウブがたくさん咲いていた。モウセンゴケも多かった。
- 四十八池から一登りすると稜線に着いた。左に曲がり赤石山へ向かった。稜線は背丈よりも高い笹の切り開きで展望はなかなか得られなかった。2010m峰の先でようやく展望が開けたので一休みした。
- 展望地から少し進むと大沼池からの道との分岐点に着いた。分岐点から樹林帯を登って行くと山頂直下のガレ場に出た。振り返ると大沼池が見えた。
- ガレ場の先の岩場を越えると山頂に着いた。岩の山頂で5人も座ると場所がなくなった。回りの山々の雲が次第に取れて展望が良くなった。山頂にいる間には誰も来なかった。
- 山頂から先ほどの分岐点に下るまでの間で32人の団体とすれ違った。分岐から大沼池への下りは急だった。階段が付けられていた。登山者4人ほどとすれ違った。
- シラビソからダケカンバの森に変わり、坂が緩くなってくると大沼池に着いた。池周辺にはハイカーが大勢いた。売店でジュースを購入して一休みした。
- 沼の回りの山道は沼を離れるところで終って、林道に出た。しばらく林道を進み、分岐で右に曲がって志賀の名水への近道の山道に入った。
- 車道(旧道)に出て右に少し歩くと志賀の名水が有った。冷たい水で喉をうるおした。流水で靴の汚れを落とした。
- 志賀の名水から車道を一登りで大沼池入口に着いた。回送しておいた車に乗り込み、木戸池に戻った。木戸池でテントを回収して車で長野駅に戻った。