- 今回は80代の人も含む5人グループのリーダーたった。本降りの雪だった。バスを下車し、トイレ前で準備体操をしてから出発した。少し車道を歩き黒檜山登山口で12本歯のアイゼンを付けて登り出した。
- 登山道には順番に番号が振られていた。2番標識までは前年よりも雪は少なめだった。岩にアイゼンをガリガリ言わせながら登った。雪は降り続き手がかじかんできた。
- 積雪は登るにつれて多くなった。3番標識からは雪は前年よりも多くなった。アイゼンがよく効いた。暑くなってきたのでフリースを脱ぎサングラスを付けた。10人位に抜かされた。更に登ると急坂になった。
- 緩くなってくると稜線の分岐に着いた。積雪は1m以上有った。標識は方向を示すところまで雪の中で柱のてっぺんが出ているだけだった。
- 左へ一登りで山頂に着いた。標識前で記念撮影した。更に稜線を進みビューポイント近くまで進んだ。ビューポイント自体は少し下がるので手前の高いところで休んだ。雪は降り続き展望は得られなかった。風はほとんど無かった。立ったまま昼食を食べた。
- 分岐に戻り駒ヶ岳側に進むと黒檜大神石碑に着いた。雪の中に鳥居が建っていた。
- 黒檜大神石碑からは急な下りになった。階段があるもののほとんど雪に埋もれていた。雪は次第に小降りになった。霧も晴れてきた。駒ヶ岳に登り返す頃には視界も開け右下に大沼も見えた。
- 駒ヶ岳からは大沼や国境稜線の白い山々が見えた。駒ヶ岳からの下りは雪国の稜線歩きを思わせるなだらかな雪の尾根で気持ちよかった。
- 分岐で稜線を離れ手摺り着きの階段を下った。階段には雪が積もり所々凍結していたので慎重に下った。次第に緩い坂になり木も高くなってくると登山口に着いた。全員無事下山できてほっとした。
- この日は後半に良い景色を見るる事ができて楽しい山行ができた。たっぷりの雪を堪能できた一日に満足した。