No13・・・予防接種のスケジュール

 平成7年4月に予防接種法が改正されて、強制、集団接種から、“かかりつけ医”による個別接種に変わりました。 国民の健康は国民の自覚により守ろうということで、自主性が尊重されるようになったのです。 かかりつけ医を選んで、受けたい予防注射を、受けたい時にやってもらうというのは大変よいことですが、接種率が維持されるかどうかが心配されています。 乳幼児を主にしたDPT(百日咳・破傷風・ジフテリア)麻疹、風疹ワクチンは個別化もすすみ、接種率も上がってきましたが年長児殊に中学生の風疹、日脳の個別接種は接種率が上がらず心配されています。 生まれてすぐ、0才でおこなう予防接種は、先ず、BCG、DPT、ポリオワクチンの3種類です。 この中、BCG、ポリオワクチンは大部分の市町村が集団でおこなっています。市町村、又は、かかりつけ医に相談し、接種日、会場をたしかめて下さい。BCG、ポリオの1回目をすませたら、次にDPTをおこないますが、このDPTは注射の時、少し痛みがあるのと2ヶ月間に3回続けて注射をうけることになるので、子どもが予防接種ぎらいになる可能性があります。出来れば余り痛みが判らない5〜7ヶ月までに3回すませた方がよいでしょう。 お誕生をすぎたら、なるべく早く、次は麻疹、風疹の予防接種をすませましょう。また、DPTの追加接種もやってきます。3歳をすぎれば日脳、小学校6年生で二種混合ワクチンがあります。 その後、中学生になると、風疹と日脳の第3期の接種時期となり、この接種率が極端に悪いので、ぜひ受けるようにしましょう。