1997.10.19.


 今日の足尾は、良いタイミングで出られた人は、結構楽しめました。(雲底は1000m位で低かったけど)
まぁ、少しはずした人も全くのブッ飛びは少なかったようで、リッジソアリングが楽しめた人が多かったのでは無いでしょうか。
 ただ、今日の足尾はエリアの会員ばかりでなく、ビジターの人も多く、空域は非常に混んでいました。私の知っている範囲で、 があったようです。
(私は、混んだ空域が嫌で、少し離れていたところで、上空から見ていただけなので詳細は不明。ただし両方の事故ともそのまま飛んでいたので大事には至らなかったようですが)皆さん気を付けて飛びましょう。
落ちると怖いですよ。ホント。

 朝ランディングに9時少しすぎに到着。既にバス待ちは長蛇の列。こりゃダメだと、早々に自分の車を出し、仲間と5人でテイクオフへ。
9時半すぎに上に着くと、昨夜からキャンプしていた、仲間のSUDAJINは上空を飛んでいた。今日は何だか出だしが非常に早い。こんな時間に飛んだことはずいぶん久しくないなぁ、などと話していたのだが、こらえ性のない、志郎と私は、すぐさま準備を始める。
だんだんテイクオフにも人が増えてきたのだが、皆さん様子見を決め込んでいる。

 最初に志郎がテイクオフ。続けて私。しばしサーチ後、テイクオフ右手の伐採地付近から上がるサーマルをヒット。私は志郎などの他の機体とは別のサーマルを一人で回していたので、右旋回していたのだが、テイクオフ前は今日は左旋回の日だったことをすっかり忘れてました。スイマセン。直ぐ下のテイクオフから、何やら大きな声が、、(罵声ともいう)
「Lion!今日は旋回左回りだ!」とあの

 足尾の女王様に怒られて直ぐに旋回方向を左に。私臆病ですから(^^;

サーマルに上手に乗り、サーマルトップの約1000mまで上げていく。後から出た人たちは、タイミングが悪いのか、多くが飛び出してはくるが、テイクオフ付近をウロウロ。数機が上まであがってくるがその数は少ない。こういう時って気分がいいんですよね。
ただ、あまりその後はサーマルトップがあがらず、移動できるような条件ではない。思ったよりも上空の風が強く(東風)回していると直ぐに西側に流されてしまうので、何回か上の駐車場やハングテイクオフの上空付近から、パラのテイクオフ上空を行ったり来たり。
1時間半ほど、志郎と共にオメガ3コンビで飛び、雲が八郷盆地を多い上がりが止まった頃、ランディング。
でもまだ、時間は12時少しすぎ。昼飯定番のおにぎりを食べてから、2本目を飛ぼうと再びテイクオフへ。

 テイクオフに着いてみると、まだ、曇り空、飛んでいる機体も、激渋状態。
しばしサポートをしながら、ウエイティング(人をダミーにしているともいう)。  

そんな中、sudajinが見事なテイクオフを見せて下さいました。テイクオフ直後に右翼が潰され、あーあー、やっちゃったと、誰もが思ったその瞬間、巧みにも、杉の木をキック。同時にブレークコードだけでなくライザー操作を行い、ツリーランを回避。ツイスト状態になっていたのを、ぐいと引き戻し、立て直し通常フライトへ。
テイクオフにいた一同の大歓声。
偉いのは、その後、何もなかったかのようにリッジソアリングで飛び続けています。 (本人は、その後少し反省して、早めにランディングへ戻ったそうですが、、、)

依然として、曇りがちであるが、皆さん、リッジで遊んでいる。1本目にサーマルソアリングができたから、風がやんでぶっ飛んでも良いやという軽い気持ちで、「俺も混ぜてもらおう!」ってことで、テイクオフ。
暫く遊んでいると、にわかに雲が晴れて、快晴状態へ。こりゃイケルぜ、としばし粘っていると案の上サーマルがあがってくる、はじめはバブル状の弱いモノで、結構当たり外れが大きく、サーマルトップまで上げるのにかなり苦労する。先に挙げてる連中を下の方から羨ましく思いながら、必死で頑張る。
何とか、サーマルを拾いだし、サーマルトップ(付近900mくらい)へ。
 今回は、結構ハングもあがって来ていて、大いに気を使ってのフライト。お互い、安全にフライトしましょうね。1時間ほどフライトの後、まだ、テイクオフ前などは団子状態であったが、そこには戻る気はしなかったので、早めにランディングへ。



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