林原@東京迎撃リポート

report by coelacanth



3月号編集長の林原氏が、出張で東京を襲う計画がある事が判明したのが3月半ば、これを迎撃せずに済むわけがない。以下はそのレポートである。




急な話ではあったが、前号編集長の林原氏が北海道から仕事でわざわざ東京に来る、しかも夜はなんとか空いているらしい、となれば大馬鹿者関東連合(わしらは暴走族か何かかい!)としては迎撃せざるを得ない。んが、あまりに急に持ち上がった話でもあり、大規模招集はせず、メールでちょいちょいと連絡し、交換したいブツもあるし二人で会うか、という話になった。実は最近私はどーでもいい普通種の標本(というよりただの死体)を気前良く海外に送りつけ続け過ぎてさすがになくなったから、そういういらないのない?と打診し、いろいろあるというのでそれをいただき、先月号の話など積もる話を肴に飲もうというわけである。こちらとしてはもちろん例のおみやげを用意した。←
→そこでアスキーの横ちょのフランス料理屋ムスタッシュで19日夜6:30から会うという事になったのだが、なんと大阪から出張で来ている大石氏も夕方には用事が終わるとの事で、もちろんついでに集合する事となった。こうなるとどこからともなく臭いを嗅ぎ付ける者がいるようで、Hero氏も会議だかなんだかを途中で逃げ出して参加するという事になった。全くいい根性の人たちである。ムスタッシュはやや洒落た南フランス田舎料理屋で、隣なもんでアスキー社員はよく利用している。しかし今夜は怪しい芋虫や腐った木や虫の死体を大量に持ち込もうとしているとは、全く場にそぐわない事甚だしい困ったおっさん達だ。
←さて、こうなるともう少しおみやげを追加だ!しかし在庫はあるものの、適度な大きさに切ったり用意したり運んだりするのは骨だ。たまたまその朝、関西支部長にでかいのを郵パックで送ったのだが、その時ダンボールに押し込める為に切った切れ端があったのでそれを大石氏とHero氏用とした。郵パックで送る際に「品名」欄に写真の様に正直に書いたのだが、実は内心「これいたずらかなんかじゃないですよね?」と聞かれたり、後で自宅に電話で照会でも来るかと心配(実は楽しみにしていたのは言うまでもない)したが、拍子抜けな事に何も言われずすんなり送られてしまった。ちきしょー品名なんか読んじゃいねーな?郵便局を出た所でどうにも可笑しくて一人で吹き出してしまった。これではただの怪しいおじさんである。
閑話休題。さて肝心の迎撃であるが、やや遅れながらも7:00前後には揃い、クワガタ談義に花を咲かせた。大変盛り上がったのだが、残念ながらアブナ過ぎて報告できないような話もいっぱいあり、その上散々飲みすぎて何を話したか忘れてしまった(馬鹿)。そんなに高い店ではないのだが、調子に乗ってワインをどかすか注文していたのでやや高くついてしまったかも知れない。おみやげも無事手渡し、林原氏からは怪しいブツを押収した。→
新幹線に間に合わせる為に大石氏は8:00過ぎには残念ながら去り、10:00?位にはHero氏も去ったが、交通手段が自転車な私は放っておけばいつまでも大丈夫という地の利を活かして傍若無人にも林原氏を11:00過ぎに店から追い出されるまで引き止めてしまった。お疲れ様である。というわけで(全然迎撃リポートになっていないが)迎撃は無事終了した。せっかくデジカメを持っていったのにも拘わらず店内が暗いのと酔っ払ってロクに撮って無いのとでちょっとメンバーの写真は無理っぽかったが、林原氏がちゃんとフラッシュで撮っていたのでそれを使う。んがしかし!これでは肝心の林原氏本人の写真がないではないか!しょうがないから先月号のでお茶を濁す。実際にはちゃんと背広にネクタイの社会人風だった。ごめんちゃい。林原氏は声、話方もカッコ良くなかなかダンディーでした。そうそう、今回私はこの3人とはいずれも初対面なのだった。林原氏と大石氏の立派な社会人の風貌に対し、後の二人は完全に怪しいおっさん達ですねぇ。
全うな社会人達↑ こっち側は完全に怪しい連中↑





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