長年の飼育の中でたった2頭のみ出現しました。 1993年産卵7月初旬に2令幼虫で回収、9月初めに羽化した個体で、2頭は兄妹です。 この親からは20頭ほどの幼虫を回収しましたが、他の兄弟姉妹は正常でした。
この2令で羽化した個体はワンカップ酒ビンにサランラップの蓋(空気穴1個)をしたもので育てました。餌は椎茸のほだぎをばらしてマットにしたものです。小麦粉等は無添加ですがちょっと酸っぱい匂いがしていました。
♂♀とも奇形です。 ♂はご覧の通り、右鞘翅が盛り上がっています。
右側の鞘翅が盛り上がっているため、腹部末端で鞘翅が合ってません。
♀は鞘翅が左右うまく閉じてない他に、前脚に異常があります。 前脚の脛節が湾曲しているのがお分かりでしょうか?
サイズは♂が25mm、♀が20mmです。