前述のカメラを使った撮影方法です。

それでは、実際に虫を撮影してみましょう。用意するものは、被写体とカメラです。

まず、禁酒禁煙、睡眠を十分取り撮影にのぞみましょう。冗談ですが、手が震えては
綺麗な画像は得られません。カメラを持つ姿勢も脇を締めて持ちます。脇を締める
のは、スポーツでもそうですが基本ですね。(ほんとかい?)

被写体を準備します。生体の場合、手のひらに乗せた方が大きさが伝わるようです。
標本の場合、壊すと嫌なので箱のままの方が無難かな?展足中のは、脱脂綿の上に
乗ったままでいいよ。

生体の場合、動くのが問題です。何枚も撮影して、その中から良いものを使いま
しょう。何度も撮れ直ぐ確認できるのがデジカメの利点です。最終手段としては、
冷蔵庫、冷凍庫に入れて冬眠状態にするのもいいかも。(真似しないでね)

撮影の際、問題になってくるのが陰などで露出不足になることがあります。
(つまり真っ黒)その場合、光を入れてやれば良いのですが、屋内では卓上のイン
バーター蛍光灯などを利用すると良いでしょう。なぜかって?説明は面倒なので触れ
ません。交流の周波数は、、、。ここで色が変でも構いません。あとで修正します。
外に出て自然光の下で撮影しても綺麗な画像を得られます。いろいろやってみて!

※DCー3は、オートホワイトバランスなんて言うのが付いていて、モニタで真っ黒
 でも録画された画像はちゃんと見えたりする。凄いねー。

ブレを押さえるのには方法がありまして、カメラをいかに上手に固定するかです。
超接写の場合、被写体が乗っている手のひらにカメラを乗せたり、カメラを持って
いる手をもう片方の手に添えたりすれば、ブレはかなり抑えられます。あとは、
シャッターを押して画像が出るまで息でも止めておこう。これ、結構大事。

フラッシュは、私の場合なるべく使っていません。DCー3はマクロモードにすると
フラッシュ効かなくなるのですが、使わない方が自然な画像が得られます。特に瓶
越しに幼虫などを撮る場合なんかは、そうですね。

その他、縦の画像はカメラを縦に、横の画像はカメラを横にして撮影しましょう。
後で回転させても良いんだけど、変な画像になる確率が大きいです。

あとは、場数を践んで愛機の特徴を活かして撮影してください。だんだん上手に
なって行きますが、マクロ撮影できない機種を選ぶとお手上げです。

さぁ、自慢の虫を撮影してみましょう!