まずデジカメ(デジタルカメラ)を選ばないと始まりません。
現時点では様々な機種が発売されており、これが機種選定のネックとなっています。

昆虫を撮影する際、重要なのはマクロ撮影(接写)が出来るかどうかです。
最近はメガピクセルと言って、100万画素以上のものが新製品として発売ラッシュ
となっていますが、HP(ホームページ)作成に使うにはそこまでのハイスペックは
宝の持ち腐れと言っても良いでしょう。実際、私が使っているQVー10Aはロウ
スペックながらマクロレンズを後付けすることにより今でも現役で使えます。
(詳しい説明は後ほどいたします)

もう一つ重要なことがあって、液晶が付いているかどうかです。これがあるとプレビ
ューが直ぐできるので凄く楽です。液晶の画像も様々です。色々見てみましょう。

すでに買ってしまっている場合、レイノックスから後付けのマクロレンズが発売され
ているかもしれません。もし発売されているようであればそれを利用しましょう。

風景を撮影する場合は、デジカメを捨て割り切って35ミリカメラを使いましょう。
レンズ付きフィルム(使い捨てとはイメージが悪いので使わない)に3倍ズーム
付きがあります。ハッキリ言ってこっちをフィルムなりフラッドヘッドスキャナー
で読んだ方が現実的だと私は思います。私の場合、画像の悪さは十分承知の上、割り
切って使用している場合もあります。そういえば、APSって言うのもありますね。
(今度のDCー3は以前の物より良いと思うよ)

次は、携帯性と電池の持続力です。デジカメは35ミリカメラと違って様々な
デザインの物が発売されています。持った感じも様々でショップに行って実際持って
みる必要があるでしょう。これが結構大事でマクロをいかに綺麗に撮影するかに
関わって来るのです。また、採集に持っていくこともあるでしょう。余計なものを
なるべくもって行きたいないないので、これも小さいければ小さい程良いでしょう。
ポケットに入る位が理想的です。その反面、小さいとブレも少なからず出て来ます。
(重量も重要なポイントです。ポケットに入れると重いんだよ、スゴク!)
また家庭で使用する場合、アダプターから電源を取れば良いのですが屋外ではこうは
行きません。カタログスペックより使用時間は落ちると思っても過言はありません。
電池は多めに持っていきましょう。撮影出来なっかたら何の為に持っていったか
わかりません。(フラッシュを多用するとかなり電池の消耗が早いです)

撮影枚数については、現時点ではそれほど悩む事はない様な気がします。エコノミー
モードで撮ればそれなりに枚数は稼げるし、エコノミーでも画像を小さくしてやれば
荒れた画像もあまり気になりません。カードなどで容量を後から増やせる機種も多数
出ています。

デジカメだけ買ってもだめで、パソコンにデータを入れてやらなければなりません。
ケーブル&ソフトを購入しましょう。フロッピーで落としたり、カードリーダーで読
んだり、赤外線で飛ばしたり、etc、、、機種もありますが、ケーブルで繋ぐのが
現時点では一般的です。ここで問題になってくるのが転送速度で画質が良い機種ほど
データ量が大きくなります。すなわち転送時間がかかるってことです。10Aなんか
は、転送エラーなんて言うのがあって何度も泣かされました。フルメモリーで撮った
場合、転送に時間かかるよー。それでもDCー3は、55600で転送だから
まだ良いけどね。

その他、アダプターも絶対買っておきましょうね。無いと電池代がビックリするほど
かかります。お金があまったらフォトレタッチソフトもあれば最高ですね。
(デジカメの画像は、そのままではハッキリ言って使えません。
修正・加工の必要があります。詳しくは、後ほど説明いたします。)

そして最後に、実際、見て触って買いましょうね。DCー3の時などは3時間、色々
な機種を触っていました。その時、もう一つ悩んだのがサイバーショット350。
こっちは、3センチまで接写が効くのですがその時は高かったのでやめました。
持ちやすかったんだけどね。接写も1センチと比べると差があったし。買った機種の
3倍ズームが付いたのがあったのですがズームを使わないので却下しました。

QVー10A/カシオ
DCー3/リコー
POWER SHOT 350/キャノン
(記事の内容は、98年2月時点のデジカメ市場の状況を元に作成されています)
メーカーさん!小形で軽量、マクロ撮影が出来て電池長持ち、もちろん液晶付きのを
作って下さい。ませ、ませ。協力するからさ〜。