お父さんのためのパソコン&ネットワーク講座(3)/ウルトラの父



今月は、インターネット上のアドレス「URL」について書きます。(ほんのさわりだけね)。
 URLとは、「UniForm Resource Locator」の略で、インターネット上 の資源を参照するアドレスのことを意味します。(下図参照)


 

 Netscape
 Communicator4.04
(日本語最新版)を使用してURLを指定した例です。


 上記の例では、URLを指定していましたね。
 ここでは、URLの変わりにIP(アイピー)アドレスを指定してみました。
 あら不思議アクセスできるではありませんか。
 そう実際にホームページにアクセスする時は、ドメイン名をIPアドレスと呼ばれる数値に置き換えてアクセスするんです。
 このドメイン名をIPアドレスに変換してくれるのがDSN(Domain Name System)なんですね。
 ちょっと難しいなぁ。


 http(@)://www(A).ntt(B).co(C).jp(D)を例にURLの構成と内容について簡単に説明します。

No
名称
説明
記事
@
リソース種別
データのやり取りに使われるリソースの種別を表わす。
ftp/httpなど
A
サブドメイン
サブドメインがwwwの場合、www形式の情報を扱っていることを表わす。
www/www1など。サブドメインを持たないURLもある。
B
団体名
ページの団体名を現わす。B,C,Dと合わせたものをドメインと呼ぶ。
日本電信電話格式会社など
C
種別
ドメインの種別を表わす。
ac=[教育および学術機関]
co=[商業法人]
go=[日本国政府機関]
or=[非商業法人]
gr=[法人格を有しない団体]
ne=[ネットワークサービス]
ad=[JPNIC会員]
D
国名
ドメインが所属する国名を表わす。
us:アメリカ合衆国(多くの場合省略)
ca:カナダ
au:オーストラリア
cn:中国
uk:イギリス
fr:フランス
de:ドイツ
kr:韓国




編集後記
 最近、ネットワークの整備・統合が進みアナログ(以降メタリックと称す)回線でも発ID(発信者番号)が通知できるようになりました。特筆すべきは、INS回線ではなくメタリック回線でも発IDが通知できると言うことです。
 ちなみにINS回線の場合の発IDの通知は、ISM(交換機)からデジタル信号で通知されます。んじゃあメタリック回線の場合は?
 はい。では、チョットだけメタリック回線の場合のメカニズムをおしえちゃいます。メタリック回線に於ける発IDの通知は、モデム信号で通知されます。以下に接続動作を示します。
 @L1,L2極性反転[←局]
 A0.1以内にID受信端末起動信号(L2;起動信号,L1;電池)[←局]
 B一時応答(直流ループ)[端末→]
 C発ID通知(モデム信号)[←局]
 Dこれ以降は、ご自分で...
てな具合です。
 接続動作さえ理解できれば、Woindows Machine等の場合、TAPIなんかを駆使すれば発ID表示できちゃいます?
 本件に関するご質問は、一切お受けできません。



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