わが家の虫部屋   by Erie


昨年夏,飼育を始めたころは中プラケがたった1つ玄関先においてあるだけでした.その中にはカブト,コクワ,ノコ,ミヤマが雑居していたのです.半年経ってみればほらごらんの通り.これが,くわ道の恐いところです.このペースで増殖していったらどないしょう・・・.でも,上には上が居ますから.私の虫部屋なんて可愛いものです.さあ,それではちょっと覗いてみましょう.

先日までは段ボールに入れて山積みにしてありましたが,模様がえををしたときに黒いパイプラックが一つあまりました(ソノタメニ模様替エヲシタトノ噂アリ)ので,改造して温室+飼育棚にしました.それが下の図です.

左半分は温室,右半分は室温での飼育棚になっています.左下に半分見えるのが電子サーモで,熱プローブは左の一番上に差し込んであります.温室の最下段にはこたつユニットが逆さまになっておいてあります.これが熱源です.

こたつユニットは他のヒーターに比べると出力は弱いけれども,25℃までなら案外使えるものです.なにせ,タダだったというのが味噌ですな(学生時代ニ使ッテイタモノヲ分解シタノダ). こたつユニットのすぐ上の段は温度が高め(30℃クライマデ上ガル)なのでここには発酵させているマットや前蛹,蛹をいれています.そのほかにも実験的に一部のノコギリクワガタ,コクワガタも入れてあります(成長ガ著シク早クナル).温室の壁面にはなにやら青いあるいは銀色のシートがみえるでしょうが,これは,3年ほど前に買ってさんざん使った断熱マットを切って3面に張り付けたものです.ホームセンターで500円位だったと思います(夏ダト,モツトスルダラウ).手前のビニールカバーが一番高かったのですが,最後だったのでロールの芯ごともってゆけと言われ,1000円(1mアタリ400円)にまけてもらいました.断熱マットは内側を銀色,外側を青にしましたがはっきり言ってあまり好きな色合いではありません. 最上段は荷物置き場となっていて,空き瓶,ミキサー,餌台そのほかの飼育用品が段ボールに山積みになっています.温室の上の方は一段だけ室温になっていて,あまり面倒をみていないノコギリクワガタとコクワガタの幼虫がコーヒービンのなかに入っています.また,室温飼育棚の方は越冬中のコクワガタ3ケース(約20匹),オオクワガタ(2ペア),サキシマヒラタ(1ペア)が入っています.

さて,最初の写真の手前にみえる衣装ケースがカブト御殿1/2/3です.このなかにだいたい20匹 X 3ケースで60匹くらい居るはずですが,ずぼらなもので知りません(春ニナレバ分カルダラウ).

後ろに見えるのは本棚で,この部屋は実は書斎(本部屋)だったのです.四畳半の部屋に大型の本棚が4つにライティングデスク,それとくわがたで,すでにこの部屋にはマットの入れ替えをするようなスペースもありません.近いうちに別の部屋への侵略をはじめなければ・・・.おまけで,右は温室にはいっているノコギリの終齢幼虫(♀).すごいスピードで成長を続けていて半年で羽化しそうです.


最後に私のお気に入りのミヤマクワガタ75mmです.いつもはコンピュータのキーボードの横においてあります.カセットテープのケースと比較するとその大きさが良く分かります.背中の盛り上がりが並ではない!大顎の湾曲も非常に美しいです.初めて手にした70mmを越えるクワガタだったので捕まえた時にはちょっとドキドキしました.今年も採れるといいなあ!!


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