♪♪畠中家がクワガタを始めたきっかけ♪♪

Hatanaka Family<喜代治パパ、洋子ママ、たける(S61生)>


大都会とはいえ古い公団に住んでいたので、自然には恵まれていた。
大きな桜の木や、びわ、もも、りんごの木もたくさんあった。
お年寄りが多かったので、花壇には花や野菜を一緒に作って楽しんでいた。
季節の昆虫はもちろんだが四十雀やうぐいすも飛んできた。
いたちが時々庭を走った。
こんな中で、たける君はいつも木登りや虫探しをしていた。
たまにボールで遊んでいたら「今日は虫取りせんのか?」と、ご近所から声がかかるほど捕虫網とかごを持った姿が定番となっていたたける君であった。
※この団地はH4年、建替えとなり今は面影さえ残っていない・・・。

たけるが4歳の夏、パパがゴルフ場でミヤマクワガタを2匹採ってきた。
それまでは鈴虫だけ飼っていた。
初めて見たわりに怖がりもせず喜んだため、3人で飼育道具を買いに行くことにした。
この日から父親を見る目が尊敬のまなざしに変わった!
「おれのパパなんかなあ、クワガタ取れるねんで」と、なぜか自慢していた。

ここから我が家のクワ生活が始まった。
しかし、5年間カブトや鈴虫は毎年孵るが、クワガタは1齢止りで、成虫になったことがなかった。
実は、産卵木を割る事の意味さえ知らなかった。
しょっちゅう蓋を開けていじくりまわしてたし。
去年あたりから、ネットを通したみなさんのアドバイスのおかげで3齢幼虫が出来てきた。
うれしい悲鳴、「わーい!やったね!!」

毎年夏になると、田舎(鹿児島、奄美)やあちこちで採集している。
だんだんケースも増えて(ママはあまりうれしくない)、カブトや鈴虫ケースもクワガタに代り、今では、8ケース10種類となった。ほとんどヒラタ系だ。
12月だというのにまだ活動中だ。スジブトの交尾発見。
8月に採ったノコギリペアも元気だ。



−我が家の担当− 

きよはるパパ:採集専門(「クワ取り名人」と自称している)
たける:飼育係り
よおこママ:管理

’97.Dec 著 Yoko.Hatanaka

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