クラブ紹介


代表:横内照治
創立:1995年5月5日

沿革:

当支部は、1995年に代表、横内照治が経営する松本市内の喫茶店「グリーン・グラス」の常連によって活動を開始しました。
ここではレースや旧車のレストアを楽しんでいましたが、EV手作り教室第1期を受講した現・事務局がEVつくりを持ちかけ、店の前でオブジェとなっていた、エンジンが焼きついた2CVを改造することになりました。
その後、日本EVクラブの支部として立ち上げて、現在に至ります。

アクセス:

現在、喫茶店「グリーン・グラス」は、諸般の事情により閉店しております。
活動はガレージ兼事務所にて活動しています。
住所:長野県松本市筑摩(つかま)3-9-12(グリーン・グラスのすぐ近くです)
不在がちですので、ご訪問の際は事前に下記アドレスにメールをいただき、打ち合わせの上、ご来訪ください。


(スパム防止のため画像ファイルとなっています。お手数ですが打ち直して送信してください)。

会則、入会資格:

特に会則等は設けず、喫茶店に集まる車好きの自由参加となっています。当クラブは日本EVクラブの支部であり、活動内容については、「日本EVクラブ通信」などを通じて会員に配布されています。EVを作ってみようという方は日本EVクラブへの入会をお勧めします。
当支部の入会資格は特にありませんし、会費もありませんが、活動はgive and takeの精神を基本としており、口だけ出して手を動かさない人、情報を取るだけが目的の人はお断りします。また、活動の中で費用負担が生じたときはその都度関係者で分担しています。



事務局長からのメッセージ

 早いもので1994年11月、今は無き(建物はありますが)M2での説明会に出席し、幸いにもEV手作り教室第1期に参加できてから3年が経ちました。教室が終了した1995年3月にはコンバートのベースとなるシトロエン2CVを入手し、コンバートキットを発注していました。5月の連休から松本でコンバートを始めましたが、その時にはまさか2年後の同じ5月にロンドン市内の路上で充電しながらEVを走らせることになるなどとは思いませんでした。
 その後の広がりは作った私たちの予想を超えたものでした。イギリスのシトロエン・クラブの会報への投稿がきっかけとなってイギリスで大きな反響を呼び、2CV改造EVの世界第1号と認められ、この事で1997年5月、イギリスのイベントに招待され、ロンドン市内をドライブしました。続いてオランダで9月に開催された2CV世界ミーティングに参加しました。このミーティングにアメリカから参加した2CVファンによってアメリカのクラブの会報に紹介され、反響を呼んでいるという話を聞きました。
 手作り教室でアメリカのEVの進んだ状況を聞くことから始まり、日本から発信した情報が結局イギリス、オランダを通じて大元のアメリカに伝わったのです。情報がまるでインターネットのように地球を1周したのです。
 EVを作ることで外国にも多くの友人ができ、また、視野が広がりました。この事がもっとも大きな財産となったと思います。EVにかかわり、深く自動車や資源問題を考えることで大袈裟に言えば人生観が変わりました。EVに興味があり、作ってみたいという方、特に自分で手を汚してやりたいという方には当支部としてできる限りの協力を惜しまないつもりです。

1997年11月


    松本支部東京事務局    岡部匡伸