重 要 な お 知 ら せ

 ynu.ac.jpサーバへのアクセスをめぐる「騒動」からはや2年余、大学の運営や情報システムの利用のあり方、セキュリティ問題などに関しては、もう旧聞に属すると言うより、私自身が大学を去る日が迫ってきました。

 2012年3月31日をもって、私・三井は横浜国立大学を定年退職します。これはもちろん定められたことなので、なにも申すことなどありませんし、11年間の横浜国大での勤務と、その中での数々の御交情、人間同士のふれあいとともに、自らの研究と教育のうえでの拙い努力にかかわって、諸方面から頂いたご厚意に心より感謝申し上げる次第です。



 そしていよいよ大詰め、三井の横浜国大での最終講義と出版披露を兼ねた記念パーティが3月24日に行われました。
 年度末のうえに前日は大学の卒業・修了式という慌ただしい中、それぞれに大変な人数の方々が参加してくれました。
 横浜国大大学院環境情報学府の修了生、前任校駒澤大学の卒業生はじめ、同僚の先生方、在学生、学界の先輩や知己、さらにはさまざまな機会でご一緒して下さった方々など、こうした集いに時間を割き、おいで下さったことだけでも、誠に有り難いことです。

 ほとんど三十年ぶりくらいに再会した卒業生、この集いのために全国各地、それどころか世界各国から駆けつけて下さった方々のご出席は、文字通り私には身に余る光栄であり、感激でした。






 この日を期して仕上がった、共著『21世紀中小企業の発展過程』(同友館刊)も、多くの来場者の方々に手にとって頂くことができました。感謝の限りです。


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 それで、「もう定年で退職です」と申すと、「これからどうするんですか」とよく聞かれます。この場でも多々話題になりました。

 いい加減で後進に道を譲り、「悠々自適で趣味にでも生きる」べきなのかも知れませんが、幸か不幸か、まだ「仕事しろ」というご指示も頂いておりますし、また正直給料をいただかないと食べていけない寂しい身の上でもあるので、別のところで使って頂くことにしております。
 似たような仕事を続けるのではありますが、これからの時代の大学はさらに大変でしょう。



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