嘉悦大学大学院のすすめ(2013.8.16作成・2016.7.19改訂)
嘉悦大学 大学院ビジネス創造研究科長・教授 三井逸友
嘉悦大学大学院ビジネス創造研究科(博士前期課程、後期課程)は開設以来7年目という、まだ若い大学院であるとともに、大きな特徴を持っています。「創造的な実学」・「実践知に根ざす学術研究能力を持つ人材の育成」を掲げ、経営、法律・税務・会計、情報・環境といった各分野を擁しながら、学園の伝統を受け継ぎ、実践をもととする中小企業の教育と研究を特色にしています。このような大学院は日本でも初めての存在です。特に社会人の勉学に門戸を開き、社会人入学制度とともに、仕事と通学の両立を重視し、授業は
平日夜間と土曜日に主に設置されています。
教員スタッフの充実も言うまでもありません。各分野での第一線の研究者が
嘉悦大学大学院での院生の教育と指導に専念しています。院生の研究室や授業を行う教室などは大学C棟に集中して設置され、院生同士の交流や共同研究に好適な環境になっています。大学校舎全体が、IT環境とAV設備完備となっていることも特徴です。
もちろん、国内の社会人のひとたちだけでなく、学部から進学して専門資格取得をめざす、海外出身の留学生で日本の経済と経営を学ぶ、事業後継者の立場から経営と革新の実践能力を磨く、中小企業の経営支援専門家としての理論と実践、政策と企業経営の知識と応用力をいっそう深める、そうしたさまざまな立場の院生が在学し、修士、博士の学位取得に向けて励んでいます。東京郊外の、緑に囲まれた閑静な環境、最寄り駅(西武鉄道新宿線花小金井)から徒歩8分、そこから都心・高田馬場駅まで電車で20分(新宿駅までも25分)という、
嘉悦大学の恵まれた立地条件は、さまざまな条件のもとのひとたちの通学と研究生活にベストと言っても差し支えないでしょう。
私・三井は、駒澤大学で20年、横浜国立大学で11年の大学教員生活ののち、
嘉悦大学に2012年春から勤務しております。大学院での教育を担当するようになってからでは、すでに25年が過ぎました。三井のもとから巣立った大学院出身者は30名以上になります。この間、「すべてが学問の対象であり、研究の課題である」、「現実に発し、学としての説得力と普遍的意義ある論理をものにしていくのが大学院の役割である」、「教員と院生らがともに考え、創造的な研究の担い手となることが大学院の目標である」、こうした信念を実践してきたつもりでおります。
嘉悦大学大学院で三井は、「中小企業経営革新論(日本)」、「中小企業経営革新論(欧州)」、「事業創造論」を担当するとともに、前期課程、後期課程あわせ、3名の院生を現在担当しています。意欲的な院生諸君とともに、充実した日々を引き続き送ることができます。また、10年以上にわたる「
IGS中小企業論オープンゼミナール」の場を通じて、他大学の院生や若手諸氏との交流、研究発表と討論の機会を継続し、大いに刺激しあう、よき関係を築いてきています。
さらに2015年度からは、黒瀬教授のあとを継いで三井が研究科長に就任し、これまでの研究教育の経験をいっそう活用し、大学院の活性化、また研究活動の国際化を推進したいと心しております。
大学院での真の学問研究への挑戦、キャリアアップやリカレント機会の積極活用、企業の後継者の学び、「中小企業を考える」理論と応用の飽くなき追求、世界のなかの日本経済と産業・企業の多面的理解などを志す方々のアプローチを大いに歓迎いたします。遠慮なくお問い合わせをください。
☆2016年度入学志願者の入試(博士前期課程・後期課程)は終了しました。2017年度入学志願者のための入試第一回は10月16日に実施予定です。
○第二回入試は2017年2月12日、
○第三回入試は2017年3月5日に各実施予定です。
各入試は、一般選抜、社会人選抜、外国人留学生選抜、AO入試となっています。
◇博士後期課程の入試は、上記の第二回、第三回です。
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→研究科長だより
特報 嘉悦大学大学院 論文博士制度実施 |
☆嘉悦大学大学院博士後期課程は開設後3年を過ぎ、あらたに「論文博士」の制度を設置しました。
博士後期課程に入学・3年の在学と単位取得を経ずにも、すぐれた研究成果に対しては「博士(経営管理)」の学位を授与することができます。
詳しくは大学教務センターにお問い合わせください。
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