(財)日本ハンドボール協会公認J級指導員規定

第1条 設置目的
    我が国におけるハンドボールの普及、振興のため、特に15歳以下の青少年を
   対象として、ハンドボールの楽しさと技術を教え、かつ、スポーツ文化としてのハン
   ドボールを次世代へ伝えることを目的として、これまでの、文部科学省、日本体育
   協会公認のコーチ、スポーツ指導員等の他に、新たに(財)日本ハンドボール協会
   公認J級指導員を設置する。

第2条 責務
   @ (財)日本ハンドボール協会公認指導員としてハンドボールの普及・振興を第一
    の責務と自覚し、誠意と熱意を持って行動しなければならない。
   A ハンドボールの持つ特性を十分活用して、15才までの青少年の身体的、精神
    的な発達特性を理解し、一人一人の持つ能力を十分に引き出す指導力を保持する
    ため、常に研修に努めなければならない。
   B (財)日本ハンドボール協会公認J級指導員証を常に携帯し、その活動を記録し
    求めに応じて提示できるようにしなければならない。

第3条 資格の認定
   (財)日本ハンドボール協会公認J級指導員の資格は、各都道府県ハンドボール協
   会の推薦を受け、下記の項目を満たす者に(財)日本ハンドボール協会が与える。
   @ 高等学校以上でのハンドボールチームに2年以上所属し、活動した経験を
    持つ者、または、15歳以下の少年を対象としたハンドボールの指導経験を
   1年以上持つ者で、ハンドボールの指導普及に熱意のある者。
   A 別に示す(財)日本ハンドボール協会公認J級指導員の資格認定講習を受
    講した者。
   B ハンドボールの技術、指導力の向上のため研修と研鑚に努め、少なくても
    2年に1度は(財)日本は土ボール協会の指定する講習会に参加できる者。

   ◆ 他スポーツ団体の公認資格を有する者は、各都道府県ハンドボール協会が@、
    Bの項目を満たす者と判断し、推薦することにより、資格が与えられる場合があ
    る。
    (他スポーツ団体の公認資格とは、当面 スポーツ少年団指導員資格を指す)

第4条 資格の登録
    上記「資格の認定」を満たす者の所属する各都道府県ハンドボール協会は、各年
   毎に新たに公認J級指導員の資格を取得した者を取りまとめ(財)日本ハンドボー
   ル協会へ登録をしなければならない。また、既公認J級指導員資格取得者の活動状
   況についても報告をしなければならない。
    登録をした者に対しては(財)日本ハンドボール協会公認J級指導委員証を交付
   する。
    また、資格の更新は、資格取得後2年を経過した時点で所属する都道府県協会
   を経て日本協会に申請しなければならない。