△▽ チェック模様 
▽△



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(注1:ルーペで600%に拡大しています)


 小さめのキャンバスを用意します。留意点としましては、縦横が同じ長さなるべく小さめというところでしょうか。
 今回は20×20に設定しました(注1)。

 キャンバスをルーペで拡大しておくと作業がしやすいです。


 キャンバスにベースカラーを塗ります。ベースとなる色なので、
全体的に暗いイメージにしたい場合は濃い色を、明るいイメージにしたい場合は淡い色を塗ります。
 図1

↓  

 図2

(注1:ルーペで600%に拡大しています)


 一番上に新規レイヤーを作成します。
 
続いて[選択範囲]-[すべてを選択]を実行します。図1の様に全体が選択されましたか?
 そのままツールバーから
選択ツール)を選んでおき、キーボードの矢印キーで選択範囲を左に移動させます。今回は「←」を10回押して10移動させました。

 移動が完了すると、図2のように半分だけ選択されている状態になります。
 図3

 図4

(注1:ルーペで600%に拡大しています)

4
 先ほど作成しておいた新規レイヤーに[編集]-[塗りつぶし]でチェックの色を塗ります。
 
[選択範囲]-[選択範囲の解除]選択範囲を解除すると、図3のように半分だけ塗りつぶされた状態になっているはずです。

 そうしましたら、チェックカラーを塗ったレイヤーの不透明度を下げます。
 今回は20%まで下げ、図4のようになりました。

 図5

 図6

(注1:ルーペで600%に拡大しています)


 レイヤーウィンドウから先ほどのチェックカラーのレイヤーを選んでおいて、[レイヤー]-[レイヤーの複製]でレイヤーを複製します。
 新しく複製されたレイヤーを選んでおいてから、
[レイヤー]-[レイヤーの回転]-[右90度回転]を実行します。
 図5のように複製レイヤーが回転しましたか?

 複製したレイヤーの不透明度も20%まで下げましょう。(図6)

 

 最後に、[レイヤー]-[レイヤーの結合]-[すべてのレイヤー]を実行し、結合します。

補足
 できた画像をJPEG形式またはPNG形式で保存すると、サイト用の背景としても使えます。
 サイトの背景として使用する場合は、文字が読める程度の色合いにしましょう。

 

◇ 背 景 を チ ェ ッ ク で 塗 り つ ぶ す ◇
人物などの背景にチェック模様を入れたい時はこの方法で!

 先ほど作成したチェック画像で
[選択範囲]-[すべてを選択]を実行し、[編集]-[コピー]でチェック模様をコピーします。
 続けて背景にチェック模様を入れる画像(PictBear形式で、人物(物体)周辺が透明であることが前提です)を開きます。PictBearをもうひとつ起動させても良いですし、あるいはチェックのキャンバスは消してしまっても構いません(今後も模様を使用する可能性がある場合は要保存)。

 そのまま[編集]-[貼り付け]を実行すると、画像の左上に新規レイヤーで先ほどのチェック模様の一片が貼り付けられます。

 選択範囲で囲まれていますが、そのままで。


 
[フィルタ]-[模様]-[タイル配置]を実行します。
 左図のように一面がチェック模様になりました。

 後は、レイヤーウィンドウの「↓」で人物(物体)レイヤーの下まで移動させて完了です。

 

◇ 色 々 な パ タ ー ン の チ ェ ッ ク 模 様 ◇
アイデア次第で色々な模様を作ることができます

(注:ルーペで600%拡大)


 パターンの基礎を作る際に、左図のように変化を加えて見るとなかなか面白い模様になります。

 今回は50×50でキャンバスを設定しています。

(注:ルーペで600%拡大)


 重ねて回転を加えて不透明度を下げるとこんな感じ。

 実際の大きさは左図の通りです。
 これでひとパターンになります。

 並べるとこんな感じです。
 皆さんも色々と試してみましょう。