△▽ 燃 え 盛 る 炎 
▽△

 

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 キャンバスを黒く塗りつぶします。

 最初は前段『輝く水面』とほぼ同じです。
 [フィルタ]-[特殊効果]-[ノイズを追加]で、密度パラメータを70、色はカラーにチェックを入れて実行します。
 続いて、
[フィルタ]-[特殊効果]-[キュービズム]を実行。
 今回は「Tile Size=17.0」「Saturasion=2.3」に設定しましたが、状況によっては変化します。

 
[フィルタ]-[ぼかし]-[ぼかしガウス]を実行し、ややぼかします。
 その後
[イメージ]-[コントラスト]でパラメータ100で実行し、続いて[フィルタ]-[変形]-[直交座標(円)]を実行します。
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 [レイヤー]-[レイヤーの複製]で先ほどのレイヤーを複製し、新しく複製されたレイヤー[レイヤー]-[レイヤーの回転]-[角度入力]角度を180度に設定し実行します。
 そうしたら、回転させた方のレイヤーの描画モードを
『オーバーレイ』にしましょう。

 左図のようになったら、[レイヤー]-[レイヤーの結合]-[すべてのレイヤー]をでレイヤーを統合します。


 [フィルタ]-[変形]-[波]で、

  縦の動き:波長=150/振幅=-50
  横の動き:波長=80/振幅=-10
  対称にチェック

 を実行します。パラメータは状況により変化します。

 先ほど変形したレイヤーに、もう一度[フィルタ]-[変形]-[波]を加えます。
 パラメータは、

  縦の動き:波長=100/振幅=30
  横の動き:波長=100/振幅=-15
  対称にチェック

 こちらも状況により変化しますので、様子を見て適当に。

 左図のように、複雑な揺れになりましたか?


 [レイヤー]-[レイヤーの複製]で先ほど波フィルタを加えたレイヤーを複製します。
 新しく上に複製されたレイヤーの描画モードを
『スクリーン』に変更しましょう。

 描画モード『スクリーン』の方のレイヤーに、[フィルタ]-[変形]-[波]を実行します。
 パラメータは

  縦の動き:波長=120/振幅=30
  横の動き:波長=180/振幅=-15
  対称にチェック


 相変わらずパラメータは状況によって適宜変化させてください。
 左図のように、更に複雑になりました。
 よろしければ、
[レイヤー]-[レイヤーの結合]-[すべてのレイヤー]で結合します。


 [フィルタ]-[カラー]-[単色効果]で炎の色をつけます。


 炎のレイヤーの上に、新規レイヤーを追加します。
 そのレイヤーにグラデーションツールで左図のように上から下へ黒→白で塗りつぶします。
 グラデーションは、パレットから黒色を拾っておいて、左上図ツールオプション・ウィンドウのように設定しておきましょう。ユーザー指定の色は白色です。
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 グラデーションのレイヤーの描画モードを
『オーバーレイ』で、不透明度を80%にします。
 
[レイヤー]-[レイヤーの結合]-[すべてのレイヤー]でレイヤーを結合しましょう。
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 [レイヤー]-[レイヤーの複製]を実行し、新しく複製されたレイヤーの描画モードを『スクリーン』にします。そうすると、より炎らしく見えるような気がします(苦笑)。

 求める雰囲気によっては、描画モード『スクリーン』の複製レイヤーに[フィルタ]-[カラー]-[グレースケール]を実行すると、更に深みが増します。
 そのレイヤーの不透明度を色々と変化させてみるのも良いかもしれません。

 完成したら、[レイヤー]-[レイヤーの結合]-[すべてのレイヤー]で結合します。

 

【合成例】

人物絵と合成してみました。雰囲気まるで合ってません(^-^;
この場合、背景に一枚と、人物の上にもう一枚炎レイヤーが被っています。
但し人物の上に被っている炎レイヤーは、
[フィルタ]-[透明度]-[暗さに応じて透明化]を実行後、グラデーション(パレットから黒/不透明度0/円)で顔の部分だけ黒く塗ったもので、描画モード『スクリーン』にしてあります。

人物の上の炎レイヤーの描画モード『通常』だとこんな感じ。


こんな感じで重なってます。