△▽ 主線を取り込む ▽△

 

1.とりあえず下描き
 さて、ガシガシ描きます(笑)。 
 私の場合、A4あるいはB5のコピー用紙に0.5mmシャーペン(B)で描きます。気分によっていきなり本描きしたり、あまりイメージが湧かないときは、丸とか四角とか描いてポーズのイメージを考えます。ここらへんは自分の方法で良いのではないでしょうか。
 気合があれば、この下描きをトレース台(下から光を当ててすかして見るやつですね)で清書します。この清書がうまくいけばペン入れはせず、ちょっと薄いようだったらペンを入れます。私はPIGMAの0.05mmをよく使います。私はGペンとか、そういうのは使えません(ヲイ)。
 気合がない場合は、鉛筆書きのまま、主線(であろう部分)をちょいと濃い目に描いておいて、はみ出した薄い部分は気にせず、そのままにしておきます。スキャンの時に何とかしようという魂胆ですな(爆)。

 下描きは完成しましたか? さあ、次に行きましょう。

 

2.スキャナでパソコンに読み込む

 ここから「PictBear」が活躍します。立ち上げておいて下さいね。
 さて、スキャナで読み込みます。スキャナがない方、ゴメンなさい(苦笑)。
 まずは、
[ファイル]-[TWAIN機器からの入力]を選択してください。設定ができていない場合は、その下にある[TWAIN機器の選択]で設定をしてからですよ。
 スキャン画面が出てきたでしょうか? ここはお使いのスキャナによって色々と差があるのでスキャンの仕方は割愛させていただきます。
 スキャンのパラメータは、解像度75dpi位で。このソフトの場合、あとで縮小とかがうまいことできないので、この時点でWebサイズにスキャンしてしまいます。プリントアウトを考えている方は、200dpi〜300dpiくらいで。ただし、激しくパソが遅くなります(笑)。
 75dpiでスキャンすると、大体紙に描いた大きさで画面表示されるのではないかと思います。大きくしたり小さくしたりしたい場合は、60dpi〜100dpiを目安にスキャンしてみると良いかもしれません。
(バージョンアップにより、縮小した時の質が格段に良くなっています)
 スキャンのパラメータは、少し大きめに取っておく事をオススメします。但し、PCのスペックにもよると思いますので、作業中にパソコンが止まりそうならば、75dpi位でのスキャンをオススメします。私はPictBearの場合、150pdi位でスキャンしています。

 ところで、本当は「グレースケール」でスキャンしたいところなのですが、私のところの場合、カラーと高画質カラースキャンしか出てこないんです、このソフトだと。んで、仕方がないのでカラーでスキャンします。「グレースケール」が出ている場合はそちらでスキャンしてください。その場合は、ステップ3を飛ばしてお読みくださいね。

 

3.スキャンした画像をグレイスケール化

 さて、スキャン完了しました。
 カラーでスキャンした場合、主線に少しカラーが混じってしまうことがあります。これでは後々困るので、今のうちにグレースケール化してしまいます。
 グレースケール化は簡単。
[フィルタ]-[カラー]-[グレイスケール]を選びましょう。この作業は忘れずに。
 主線がグレー一色になりましたか?

 

4.ゴミを消す

 スキャンの状態によっては、主線付近にゴミが現われている事があります。

 拡大→ 


 とまあこんな風に汚いので、少しきれいにします。
 [イメージ]-[イメージの調整]-[明るさの調整]でやや明るめに設定します。ここでは20に設定しましたが、場合によっては前後するでしょう。色々と試してみて下さい。
↑ Before ↑ ↑After ↑

 



取り込んだ主線の手直しが完了しました。
次はこの主線をレイヤー化します。