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「大リーグボールの投球シーン」

     


ここでは、アニメ版「巨人の星」(1968.3.30-1971.9.18全181話)を振り返って見よう。私はなぜか秋になると「巨人の星」と旧シリーズ「ルパン三世」 を思い出す。恐らく幼い頃、このシーズンの夕方に頻繁に再放送されていたせいだろう。とにかく、秋とくると 「巨人の星」なのである。そんなワケで今回は大リーグボールの各投球シーンの違いをご覧いただこう。 特にアニメ版においては、魔球の凄さを表現するため独特の画面処理が使われていた。これが今見ても 超カッコいい。


<大リーグボール1号>


「予測の魔球」・1号の投球表現は、投球フォームは足と顔が完全にくっつく。そしてバックスイングに入った瞬間ストロボ処理となり、 その後は人物意外の背景は全て赤い色に変わるというものだった。



<大リーグボール2号>


「消える魔球」の2号の場合は、フォームは足が完全に一直線になり、顔は足から離れる。 そしてバックスイングに入った瞬間背景が真っ暗に変わり、星投手にだけ上からスポットライトを当てた処理 である。ボールを投げる瞬間からグリーン系の背景に変わるというものだ。厳密にはグリーンは前期で、 後期の魔球が花形に打ち込まれる頃には、青系の背景に変られている(なんか意味あんのかな)。



<大リーグボール3号>


「超スローボール」の3号は、独特のアンダースローでバックスイングに入った瞬間、星投手を 含めて全てが影を強調したモノクロ処理になり、ボールを放す瞬間から、人物は普通の配色に戻り それ以外の背景は全てモノクロ系になるというものだ。魔球の内容に合わせて寒々と悲壮感が 漂っている処理である。




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