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世界の写真

2.船旅でだけ、体験できる風景2

2007.09.09. 掲載
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1.スエズ運河
スエズ運河通峡
2.パナマ運河
パナマ運河の構造と通峡
3.氷河
海へ雪崩れこむ氷河の驚異と美しさ
4.鯨ウォッチングなど
鯨、イルカ、アザラシ、トドなどの観察

1.スエズ運河

紅海からスエズ運河へ入る少し手前


スエズ運河に入る直前


スエズ運河に入った


スエズ運河の左舷にはカイロの建物が見える


スエズ運河の左舷には建物が並び、右舷は砂漠


スエズ運河の右舷は砂漠が延々と続く


緊急事態発生時に備えたスエズ運河仮設用橋


仮設用橋群を後にして、飛鳥Uは進む


南下船団が揃うのを待つラージ・ビター・レイク


南下してきた船団群


待機中の北上するグループの船


待機中の南下してきたグループの船


スエズ運河の左舷側に中州が現れた


スエズ運河の中州の向こうに船が見える


スエズ運河の砂漠の中に船が上陸している?


遠くにムバラク平和橋(日挨友好大橋)


ムバラク平和橋(日挨友好大橋)に近づいた


スエズ運河 橋にはエジプトと日本の国旗が画かれている


ナイル川からの放水路が左舷側に見える


飛鳥のはるか後方に、続いて北上する船影が見える


地中海への出口が近づいてきた。出口は左右2つある


飛鳥Uは右側の出口に入った


地中海への出口が目前に迫る


右前のブイを過ぎれば地中海


2.パナマ運河の構造と通峡

パナマ運河の航路概略をこの地図で把握する。


   1.カリブ海→ガツン・ロック
リモン湾の防波堤が目の前に現れた。


リモン湾内へ入った。


左手に着岸用岸壁と乗船客用の建物が見える。


はるか前方を航行する貨物船が視界に入ってきた。


7:30にガツン・ロックの前に到着した。
先の貨物船は既に左側ロックに入り、ロック・ゲートは既に閉じている。


   2.ガツン・ロック
ガツン・ロックの構造図解

カリブ海から来た船は、ガツン・ロックで3段階水位を上げて、ガツン湖に昇る。


飛鳥Uに牽引用ワイヤーを渡すため、小船が出てきた。


左のロックにはグレーの貨物船が入っている。飛鳥Uは右のロックに入ることになる。
右のロックの第2チェンバーには黄色の煙突の貨物船が入っているのが見える。

左のチェンバーの水位が上がり、ロックゲートが開いて貨物船は第2チェンバーに移動。
右の第2チェンバーのロックゲートが少し開き始めた。


飛鳥Uは右のチェンバーに進入。電気機関車が両側からワイヤで船を牽引している。


飛鳥Uはチェンバーの奥深くまで進んだ。左手の急な坂を電気機関車は登っていく。


電気機関車は第2チェンバーの手前にまで登った。
第2チェンバーの水位は第3のチェンバーの水位と同じ高さになっている。
黄色の煙突の貨物船が出て行き、ロックゲートが閉じられようとしている。


ガツン・ロックの第2チェンバーの水位はかなり下がってきた。


第2チェンバーの水位が下がり、第1チェンバーの水位と同じになった。
ロックゲートは前方へ観音開きした。


飛鳥Uは電気機関車に牽引されて、第2チェンバー内に進む。


左の貨物船と並んだが、こちらの水位はかなり低い。


第3チェンバーの水位が上がり、ガツン湖と同じ高さになった。
ロックゲートが開き、黄色い煙突の貨物船は、ガツン湖へ出て行った。


チェンバーの底から急速に水が流入されているのが分かる。


第3チェンバーの水位が少し下がりはじめた。
左手の建物は監視用で、建設当初から使われている。


第3チェンバーの水位がかなり下がってきた。


左の灰色の貨物船がガツン湖に出て行ったあと、飛鳥Uは第3チェンバー内に進んだ。


左のチェンバーの水位はまだ高く、右のチェンバーの水位はまだ低い。


右のチェンバーの水位が、ガツン湖と同じ程度にまで上昇した。


ロックゲートが開き、飛鳥Uはガツン湖へ出て行く


船尾から後方を見ると、第3チェンバーのロックゲートが閉じられつつある。
後続の貨物船は、もう第2チェンバーに入っている。


   3.ガツン湖
飛鳥Uは広いガツン湖に出た。ここは人口湖。


ここでは停泊して、運河通峡の順番待ちをする船が多く見える。


小さな島がたくさん見える。人口湖になるまでは山の頂だった部分である。


貨物船がすれ違う。


湖面に杭のような物が見える。


よく見るとこれは木の枝で、新芽もついている。


こんな熱帯林の島も現れた。


また、貨物船とすれ違う。


湖が狭くなってきた。遠くにガツン・ロックで先行した貨物船が見える。


突然スコールに襲われた。視界が悪い。


また、貨物船とすれ違う。


   4.ゲイラード・カット
水路はますます狭くなってきた。


左舷側にシャグレ川が流れ込んでいる。
このあたりからパナマ運河で一番狭いゲイラード・カットに入る。


ゲイラード・カット。かってはクレブラ・カットと呼ばれた。


岩肌が段々畑のように削られ、草も生えずに残っている。


先行する貨物船の姿が見える。


左舷側にゴールド・ヒルが見えてきた。


このゴールド・ヒルはゲイラード・カットで最も高く、海抜180mある。


2004年に架かったパナマ運河2番目の橋、センティニアル橋


パナマ運河の最狭部を通過中、前には先行する貨物船


右舷側にコントラクターズ・ヒルが見える。 


ペデロミゲル・ロックが見えてきた。 


   5.ペドロミゲル・ロックとミラフローレンス・ロック
ペドロミゲル・ロックとミラフローレンス・ロックの構造図解

ガツン湖からゲイラード・カットを通ってペドロミゲル・ロックに達した船舶は
ここで1段階水位を下げて、ミラフローレス湖を移動してミラフローレスロックに到し
ここで2段階水位を下げて、太平洋にまで降りる。


飛鳥Uはペドロミゲル・ロックの左側に入ることになった。


2隻の船はペドロミゲル・ロックの左右のチェンバー内に入った。


ペドロミゲル・ロックのチェンバーの水位が下がるのを待っている。


水位が湖面と同じまで下がり、ロックゲートが手前側に開きはじめた。


ロックゲートが完全に開いた。


飛鳥Uはチェンバーを出て、ミラフローレンス湖へ進む。


飛鳥Uは小さなミラフローレス湖を自力で航行する。


ミラフローレス・ロックの第1チェンバーに入った。
ペドロミゲル・ロックから数えると、ここは第2チェンバーに相当する。


第1チェンバーの水位が下がってきた。


第2チェンバーの水位と同じになり、ロックゲートが開かれた。


ミラフローレス・ロックの第1チェンバーの左側にビジターズ・センターがある。
ここでは鈴なりのビジターがこちらを眺め、手を振っていた。


飛鳥Uは第2チェンバーに向けて進んで行く。


第2チェンバーに入ったところで猛烈なスコール。視界は極めて悪い。


ロックゲートが開き始めた。


ロックゲートが完全に開いた。


飛鳥Uは太平洋に出た。


   6.ミラフローレンス・ロック→太平洋
まだ水路は狭い。


遠くにアメリカ橋が見える。


1962年に、パナマ運河に架かかった最初の橋


左手に摩天楼群が見えるようだが?


アメリカ橋に近づいてきた。これは南北アメリカ大陸を結ぶ重要な橋である。


間もなくアメリカ橋の下を通過する。


バルボア・ヨット・クラブのヨット群


左手に摩天楼が見える。


地図で調べると、パナマ市の高層ビル群だった。


   7.牽引用電気機関車のまとめ
船舶は電気機関車にワイヤで結ばれ、牽引されてチェンバー内を移動する。


飛鳥Uの場合、左右3台の牽引用電気機関車が牽引する。


船尾側は、このように中央部にワイヤが結ばれる。


このような坂でも電気機関車は登って行く。


勾配がこれほどきつくても平気だ。中央の歯型の付いた軌道に歯車が噛みあっている。

3.氷河

   1.メンデンホール氷河
メンデンホール氷河と、氷河の流れ込む大きなメンデンホール湖


近づいて見ると、流れ出た氷塊が大きいのに驚く。


もっと近づいた。中央部分が土で汚れていて、想像していたほど美しくはない。


メンデンホール氷河にはいささか失望した。


メンデンホール氷河はメンデンホール湖に流れ込んでいる。


湖面にはたくさんの氷塊が漂っている。


大きなメンデンホール湖


湖に浮かぶアイス・ブルーの氷塊を美しいと思った。


   2.ハバード氷河
ヤクタット湾を進んで行くと、氷河らしきものが、はるか彼方に見える。


はっきりハバード氷河(Hubbard Glacier)だと分かる。


船首デッキに人影が増えはじめた。


もう鈴なりだ。


観覧用飛行機が飛ぶ。


流氷群が進路を遮り、氷山も流出しているので、これより奥へは近づけない。
アイスブルーに輝く氷河が海に流れ込もうとする姿にいささか感動した。


   3.ハーバード氷河
カレッジ・フィヨルドの奥深くへ飛鳥Uは進んだ。中央左がハーバード氷河、右がエール氷河


中央が、ハーバード氷河、その左がバリー氷河、さらに左がコックス氷河


ハーバード氷河


   4.エール氷河
ハーバード氷河(左)とエール氷河(右)


ハーバード氷河(左)とエール氷河(右)、アップで


エール氷河


エール氷河


   5.ダウナー氷河
ダウナー氷河


ダウナー氷河


ダウナー氷河


   6.バリー氷河
ハーバード氷河、左がバリー氷河


バリー氷河(Barry Glacier)


   7.コックス氷河
中央が、ハーバード氷河、その左がバリー氷河、さらに左がコックス氷河


コックス氷河


コックス氷河


コックス氷河


   8.ブラックストーン氷河
ブラックストーン湾を進むと、氷河が見えて来た。


ブラックストーン氷河(Blackstone Glacier)


中央をアップで、


さらにアップで、


右側も、


   9.エグジット氷河
駐車場から見たエグジット氷河


少しアップで、


1926年には、エグジット氷河はここまであった。


1951年には、ここにまで後退した。


1961年には、さらにここまで後退した。


「outwash plain」とは氷河前面の平野のこと、「trail」は踏み分け道


トレールを踏み分けて進んで行くと、氷河が少し見えた。


氷河(Glacier)とその前面の平野(outwash plain)


氷河の傍にまで登っている人たちがいる!


アップで、


氷河は目の前だ!


早く傍に行こう!


こんなに間近で、氷山を見ることができるとは、感激!


もう、圧倒される。


いやはや、スゴイ!


大人の10倍近い高さがある。


outwash plain に流れ込む氷河末端部分は滑らかだ。


アップで、


巨大な氷河


自然の造形


土砂を巻き込んだ部分は土色に汚れている。


アウトウォッシュ・プレーンとそのまま呼ぶのがふさわしそう。


4.鯨ウォッチングなど

   1.鯨ウォッチング
     その1、Point Adolphus で(ビデオスナップショット)
飛鳥Uの沖合い、ホエール・ウォッチングの船の周りに、鯨が何度か現れた。


鯨に近づくのは100mまで、しかし、鯨が近寄るのはOK。なんとも羨ましい!


     その2、Point Adolphus で(ビデオスナップショット)
高く潮を吹き上げた。


鯨の背が少し現れた。


背がはっきりしてきた。


尾を立てた。


尾が沈んで行く。


ほとんど見えなくなった。


     その3、Point Adolphus で(ビデオスナップショット)
鯨の背が現れた。


背びれが見える。


背が良く見える。


尾を立てて潜ろうとしている。


尾を立てた。


沈んで行く。


ほとんど尾が見えなくなった。


     その4、アウク湾で(ビデオスナップショット)
鯨の背が見える。


横に小さな背びれがもう一つ現れた。


2頭の鯨だろうか?


やっぱり2頭の鯨だった! 親子鯨だという。


   2.イルカ、アラビア海で(ビデオスナップショット)
イルカのジャンプ1


イルカのジャンプ2


イルカのジャンプ3


   3.アザラシ
鯨ウォッチングをしているところへ、2頭のアザラシ(Seal)が現れ、接吻?


2頭が仲良く遊泳している。


つぶらな瞳が愛らしい。


   4.トド
だらしなく寝そべるトド(Steller Sea Lion)の群れ


<2007.9.9.>

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