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2009.06.20. 掲載
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毎年7月24日と25日、大阪天満宮に居られる天神さん(菅原道真公の御神霊)に、氏子たちがそれぞれの地元をご覧いただく行事。御神霊は御鳳輦(ごほうれん)に乗り、陸と川から氏地を巡行されます。1000年以上の歴史があり、日本三大祭と言われるようになったのは江戸時代から。
24日は宵宮(よいみや) 8:50に、旧若松町浜の斎場から斎船(いわいぶね)で堂島川の中ほどに漕ぎ出し、船上から神童の手によって神鉾が流される「鉾流神事(ほこながししんじ)」が行なわれ、天神祭の無事と安全が祈願されます。これによって祭りが開幕します。
鉾流神事が終わると氏地巡行まで正式な祭事はありませんが、各場所でいろいろな催事が執り行われます。その一つが「町内神輿宮入り」で、氏地の各町内の神輿が境内に宮入を行います。
25日は本宮(ほんみや)
陸渡御(りくとぎょ)
16:00から始まります。御霊を御鳳輦(ごほうれん)に移し、大阪天満宮を出て、鳥居筋を通り、老松通りを西へ進み、左折して大江橋を渡り、更に左折して市役所北側、中央公会堂北側を通り、左折して難波橋を渡り、右折して堂島川沿いの道を東へ進み、天神橋筋を横断して、船渡御の乗船場までの約4キロを約3000人が渡御します。
船渡御(ふなとぎょ)
18:00から始まります。陸渡御巡行を終えて天神橋北詰東の船着場に到着すると、船渡御巡行に移ります。船は4種類に分けれられ、1)御神霊をのせた御鳳輦(ごほうれん)奉安船、2)催太鼓(もよおしだいこ)船や地車囃子(だんじりばやし)船など神に仕える講社の供奉船、3)協賛団体や市民船などの神をお迎えする奉拝船、4)どんどこ船や御迎人形船、落語船など祭を盛り上げるため自由に航行できる列外船があります。天神橋のたもとから出航して大川を遡り、飛翔橋上流で折り返して下ってきます。100艘の船に1万人が乗って参加すると言われています。
還御祭
22:00に渡御の終わった一団が天満宮に戻り、祭りは終わります。
鉾流神事(ほこながししんじ)の行なわれる斎場は天満警察署前の堂島川べりにあり、ここから斎船(いわいぶね)で堂島川の中ほどに漕ぎ出し、船上から神童の手によって神鉾が流されます。
陸渡御は天満宮を出て、赤い矢印の順で氏地を廻り、天神橋北詰たもとの乗船場で船渡御に引継ぎます。
船渡御はここから大川を遡り、飛翔橋上流で反転して大川を戻り、天神橋たもとの船着場で下船、黒の矢印のように大阪天満宮に戻ります。
8:50に、堂島川の中ほどで、斎船(いわいぶね)船上から神鉾が流される「鉾流神事(ほこながししんじ)」が行なわれ、祭りが開幕します。
そのあと、天満宮境内には、氏地の各町内が「神輿(みこし)の宮入」を行います。
天満宮を出た陸渡御は、鳥居筋を通り、天神橋筋東側にある鳥居をくぐり、天神橋筋を横断して老松通りを西へ進みます。
次に左折して、御堂筋を南下し、大江橋を渡り、市役所の手前で左折して堂島川べりの道を東へ進みます。中央公会堂前からさらに東へ進み、左折して難波橋を渡り、すぐ右折して堂島川沿いの道を東へ進みます。
そのまま直進して、天神橋筋を横断し、船渡御の乗船場までを約3000人が渡御します。
約1時間が過ぎ、大川を遡った船渡御船は、飛翔橋上流で折り返して大川を下り、再び天神橋へ戻ってきます。
以上は、2006年の船渡御の写真と2007年の陸渡御の写真を合わせたものです。
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