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簡単なダブルパソコンシステム

データの継承保存とPCタスクの代行

目次
   1.はじめに
   2.基本的な考え方
   3.デジタルデータをバックアップするメディアの変遷
   4.パソコンに収納されたデータを保全するメディアの選択
   5.サブPCにバックアップを残す方法の履歴
   6.サブPCにバックアップを残す方法のメリット
   7.ダブルパソコンのメリット
   8.簡単なダブルパソコンシステム
   9.バッチファイルの補足説明
   10.パソコンデータを守るための必要最低条件
   11.あとがき


1.はじめに

前回、ダブルパソコン、トリプルパソコンという保全システムを考え出した時は、世界トップ規模の銀行のコンピュータが2ヶ月間システムダウンするのを目の当たりにして、それを無様に思っていた時と重なりました。そのため、少し気負い過ぎて、実際にはあまり必要でないことも含めていました。

それは、簡単に言うと2台のパソコンのタスクを同じとしたことで、いつでも短時間でパソコンを切り替えて同じタスクを続けることができることを目指しました。

しかし、実際は、新PCを購入した時に、二つのPCをLANで結び、旧PCのデータを新PCにコピーして、それから後は、新PCをメインに使い、それが不調の時に限って、サブの旧PCで応急対応をします。新PCの方が処理能力も保存能力も上であり、プリインストールされているソフトもバージョンが上であったり、新しいソフトも入っています。だから新PCをメイン使うのは当たり前の話です。

また、Webサイトにアップロードした記事のデータは、安全な形でプロバイダーのサーバーに保管され、それが必要な場合、分・秒の速さでダウンロードして入手することができます。だから、このデータのバックアップも不急な作業です。

これらを考え合わせて、前回よりも簡単なダブルパソコンシステムを構築しました。


2.基本的な考え方

1.新PCと旧PCをLANで結ぶ
2.旧PCに保存している重要なデータを新PCにコピーする
3.新PCはメインPCとなり、大部分のタスクを実行する
4.旧PCはサブPCとなり、特殊なタスクを実行するほかは、メインPCが作った
  データの保存と、メインPCが不調の際にそのタスクの実行を代行する。
5)どちらか一方のPCで行った重要なデータは他方に渡し、結果として同じデータを持つ
6)ただし、Webサイトにデータがあるものは、急いでデータを渡さなくても良い


3.デジタルデータをバックアップするメディアの変遷

私は自分が関係したデータの保全を大切に思う人間です。その中でも、自分が書いたもの、自分が創ったものについては、自分で納得のいくまとめをするまでは、些細な情報や記録でも捨てることをしません。それを、さぼりで手抜きな個人データの整理法「(超々)整理法」で保管してきました。

今それを9年ぶりに読み返してみて、デジタルデータの保管整理について、基本は同じですが、ITの急速な進展にともなう大きな変化があったことを改めて知りました。

その一つがバックアップメディアの進展です。

1.FD

FDについては、85年には5インチ1.2MBFDD搭載のPC9801M2が発売されたのが最初で、その1年前は640KBのFD、その前まではカセットテープに記録をしていました。DOS時代の1.2MBのFDは、96年にWindows PC発売されてから1.44MBに容量アップしました。

2.CD

書き込みのできるCDドライブ搭載のPCが発売されたのは、97年のVAIOのPCV−T700MRが最初だったと思います。個人の記録メディアとしてCDが普及し始めたのは、私がエーゲ海クルーズをCD−Rで電子出版した01年頃からでした。

CDの記憶容量は650MBで、FDの約450倍の記憶容量があり、バックアップメディアとしてCD−Rを使われ始めたのもこの頃で、私もHDのドライブを圧縮して1枚のCD−Rに保存することを行いました。

3.DVD

02年にDVDの書き込みができるPCV−RZ70PLが発売され、それを使って翌03年5月に息子の結婚式のDVDを制作し、その技法をこのサイトに載せました。この頃からDVD−Rがバックアップメディアとしても使われるようになり、記憶容量がCDの約7.4倍あるので、HDのデータドライブを圧縮して1枚で保存することも試みました。

4.BD

そして、今年06年6月に、BD(ブルーレイディスク)搭載のVGC−RC720DPL9が発売されました。BDの記憶容量はCDの約40倍の25GB(25,600MB)もあり、通常のバックアップには充分すぎる記憶容量です。次世代DVDとしてはHDDVDもありますが、省略します。

5.HDD

HDDがパソコンで使われ始めたのはDOS PC時代の86年ころからで、最初の購入は86年の20MB、最後は90年の100MB2台で、すべて外付けのHDDを使って来ました。96年にWindows PCが登場するとHDDは内蔵されるようになり、96年の1.6GBが99年は20GB、02年は150GB、そして今度の06年は2TB(2,000GB)です。

これを最初のHDDと比べると、記憶容量で約1億倍となり、価格も最初20MBのHDDが39万円もして今よりも高価だったので、価格が1億分の1に下がったとも言うこともできます。

このように格安で、大容量化、小型化したHDDはデジタルデータの保存メディアとして、繁用され、例えばDVDレコーダーの記録などにも使われています。

6.USBメモリー

このほか、最近ではUSBメモリーが急速に記憶メディアとして使われるようになっています。小さなスチック状の物体に、128MBから4GBまでの記憶容量を持っているのだから、唖然たる思いです。

7.Web

Webサイトのサーバーに保存するのも広い意味ではWeb上でデータ保存です。最近はデータ保存を目的のサービスも現れはじめましたが、未だ一般的ではありません。


4.パソコンに収納されたデータを保全するメディアの選択

パソコンに収納保存されたデータを保全するメディアとして、小容量であれば、FDでも要求は満たされるし、中等度の容量であれば、USBメモリ、CD、MOなど、大容量であれば、DVD、BD、HDなどになるでしょう。その中でも大容量のデータを保全するメディアとして、現在最も有用なのはHDであることに誰も異論はないと思います。

しかし、大容量の場合は別の問題が出てきます。というのは、パソコン内のデータは時間とともに変動するものなので、ある時点でのデータを大容量メディアにバックアップしていても、それ以後のデータの追加、変更、削除には対応できません。

そこで、差分をバックアップし、それを追加していくことになります。データの追加変更が少ない場合は、単体のバックアップメディアを使ってもできないことはありません。しかし、データの追加変更が多い場合は、PCで結んだHDを使わなければ、バックアップが面倒な上に、バックアップデータを実際に活用するのも容易ではありません。

そこで、私の場合はPCと結んだHDに過去のデータを保存する形態を選んできました。そして旧PCのHDにバックアップを残していくという方法から始め、より発展させた形として、ダブルパソコンのサブPCのHDに保存する方法でやってきました。


5.サブPCのHDにバックアップを残す方法の履歴

96年にWindows95 PCを購入してwindows PCを始めました。99年にWindows98 PCを購入した時に、この二つのPCをLANで結んで、古いWindows95 PCにある重要データを、新しいWindows98 PCに送って二重持ちにしました。それ以前の11年間のDOS PC時代の重要データもまた、MOやFDを介して、ここに保存しました。

そして、Windows98 PCをメインPCとして、主要なタスクをこのPCに分担させ、Windows95 PCをサブPCとして、特殊なタスクを行なう他は、これまでのデータと、メインPCが作り出すデータをバックアップするメディアとしての役割を持たせてきました。

それ以後も、2台のPCをメインPCとサブPCに役割分担させて、PCを乗り継いで来ました。ただ、Windows98 PCは Windows95 PCと比べて格段に使い易く、Windows2000 PCを購入したあとも、これをサブPCとし、メインはWindows98 PCにするというように新旧PCを逆に使ってきたのでした。

ところが、メインPCとして3年間酷使してきたWindows98 PCが、02年夏に電源過熱による熱暴走でダウンしてしまうアクシデントに見舞われました。それがきっかけとなり、WindowsXP PCを購入し、これをメインPCとし、Windows2000 PCをサブPCとした上で、さらに、ダブル・パソコンという、二重系によるPCシステムの保全という役割を追加して、本年(06年)6月まで使ってきました。

WindowsXP のPCV−RZ70PLはまる4年間メインPCとしてフルに使って来ましたので、早晩壊れると思い、BD搭載VAIOの発売を待ち望んで来ました。6月はじめに、この先行予約の情報を知って発注した次第です。その結果として、新しいPCへのデータコピーの記事を書くことになり、久し振りにパソコン関係のまとめができました。


6.サブPCにバックアップを残す方法のメリット

PCに重要データをバックアップとして保存するメリットの第1は使いやすいことです。ファイルや「フォルダ」を自由に、しかも簡単に移動させることができ、コピーや削除も簡単に行えることは、LANで結んだPCの場合も同じです。

メリットの第2はデータを見つけやすいことです。サブPC内のデータは、1)これまで使ってきて慣れている階層構造で保存されている、2)データ(ファイル)を更新日時順(時系列順)で正逆2通りに並べ替えることが簡単にでき、他にも名前順、ファイルの種類順、ファイルの大きさ順に正逆2通りの並べ替えが一瞬にして行えます。この「並べ替え(ソート」)という簡単な操作だけで、かなりのデータの発見が可能になります。

普通は最新のデータ(ファイル)が最上段に来るように、更新日時順にデータ(ファイル)を並べる設定にして置くのが実用的でしょう。「一番手の届きやすい場所に重要なデータや新しいデータがあり、最新のデータが一番上に来るように日付順(時系列順)にデータを置く」のが基本です。

メリットの第3は、検索ツールを使えば、膨大な量のデータから求めるファイルを探すことができることです。これまでは、Windowsに標準装備された検索機能を利用したり、検索専用ソフトを使ってきました。

しかし、昨年Googleから「デスクトップ検索」ソフトがリリースされ、無料でダウンロードしてインストールできるようになりました。これは革命的なソフトで、Web検索と同じように秒以下の速度でパソコン内の該当するファイルをリストアップしてくれます。使い方はWebのGoogleエンジンで検索するのと全く同じで、結果の表示も同じです。

このデスクトップ検索ソフトが使えるようになったので、サブPCのHDにバックアップをとることが断然有利になりました。サブPCの電源をONにしている間、このGoogleのデスクトップ検索ソフトはインデックス作成作業を行ない、インデックスを絶えずアップデートしているからです。

メリットの第4は、新PCを購入すれば、自動的にお役目御免になるPCの廃物利用になるからです。廃物と言っても、これまで使い込んできたものだから、使いやすく安心です。もちろん耐用年数があり、壊れやすい可能性はありますが、メインで連続使用するのではないため、次のPC購入までの間に壊れる確率は低いでしょう。これまでのPCの購入はだいたい2〜3年周期くらいでした。技術革新が猛烈な速さで進む中で、今後はそれより短くなっても長くなることはないと思われます。

メリットの第5は、過去に考えたこと、書いたこと、創ったことの結果と資料が、このように引継がれて、取り出しやすい形で保存されていることが自分にとって重要だからです。PCを始めてから21年が過ぎました。その間に、自分にとって大切なデータの多くをPCに収めてきました。それを新PCにコピーする時に、篩にかけられ、不要データは省かれます。だから、自分にとって大切なデジタルデータを常に机上に持っている喜びがあります。


7.ダブルパソコンのメリット

PCは耐用年数からだけではなく、何らかの原因で壊れたり不調になり、タスクを果たせなくなる可能性があります。PCが生活の一部となった現在、PCで行なっていたタスクを早急に再開することが最優先条件です。そのために考え出したのが、1世代前の旧PCを廃物利用するダブル・パソコンでした。これがあるという安心感は精神衛生上、計り知れないメリットがあります。

もう一つのメリットは、引継いでいくデータが精選されたものであるということです。データというものは、放っておけば、とめどなく増えてしまいます。緊急時にメインPCの代行をしなければならないとなると、重要なデータを過不足なく引継がなければなりません。そのため、引継ぐデータの取捨選択が厳しくなり、結果として重要なデータが残ることになります。

私はデータを可能な限りDドライブに置いてきました。今回新PCへコピーしたDドライブのデータは95.5GBに対して旧PCのDドライブのデータは105BGで、ほぼ10GBのデータを振るい落としたことになります。


8.簡単なダブルパソコンシステム

1.旧PCと新PCをLANで結ぶ
2.頻繁にデータをコピーする可能性のあるフォルダは、それぞれ「共有」に設定する
3.旧PCの重要データを新PCにコピーし、重要ソフトをインストールする

  この方法は新しいPCへのデータコピーに詳述しています。
4.新PCをメインとし、大部分のタスクを実行する
5.新PCが生成したデータを旧PCにコピーする
6.旧PCは特殊なタスクを実行するほかは、新PCが生成したデータのバックアップを行なう
7.旧PCが生成したデータは新PCがバックアップする
8.データコピーの頻度

 1)生成頻度の高いデータ、重要なデータは、その都度またはその日の内にコピーする
 2)生成頻度の低いデータ、重要度の低いデータは、まとめてコピーする
 3)Webサイトにデータがあるものも、まとめてコピーする

9.共有設定フォルダ
 1)マイ ドキュメント:重要な文書
 2)マイ ピクチャー:静止画像
 3)マイ ミュージック:音楽データ
 4)マイ ビデオ:ビデオデータ
 5)Becky!data:常用メーラBecky!2のデータ
 6)WORDS:「ことば」に関係するデータ
 7)手紙FAX:手紙などのデータ
 8)筆まめUSER:「筆まめ」を使って作ったデータ
 9)VIP:重要な文書
 10)松風文書:ワープロ「松風」で作った文書データ
 11)歌と自分史:自分史に関係するデータ
 12)HP−BOW:BOW関連のWebサイトのデータフォルダ
 13)更新共有:デスクトップに作った手動によるデータコピー専用フォルダ

現在は以上の13フォルダを「共有」に設定していますが、必要に応じて増減して行きます。

10.データコピーの方法
<手動によるデータコピー>

 1)「共有」設定されていないフォルダ内のデータは、デスクトップにある「更新共有フォルダ」
   介して、両PC間でデータをコピーする。
 2)「共有フォルダ」内のデータで、「バッチファイル」が作られていないものは
   「共有フォルダ」を介して両PC間でデータをコピーする

<バッチファイルを使ったセミオート方式によるデータコピー>

 1)その都度、または毎日実行するデータ
  <書70〜.bat>:メモノート「書70〜.txt」のデータ
  <Becky!.bat>:常用メーラーBecky!2のデータ
  <手紙.bat>:「手紙とFAX」フォルダ内のデータ
  <筆まめ.bat>:「筆まめUSER」内のデータ
  <VIP.bat>:「VIP」フォルダ内のデータ

 2)週1回〜月1回まとめて実行するデータ
  <ALL.bat>:上記5種類のデータのほか、松風文書、歌と自分史、WORDSフォルダ内のデータ

この6個のバッチファイル(プログラム)はデスクトップの「更新バッチファイルフォルダ」内に収めています。上記条件に応じて、そのいずれかのバッチファイルをダブルクリックして、プログラムを実行すると、自動的にデータコピーが行なわれます。

現在は以上の6個のバッチファイルを使っていますが、必要に応じて増減して行きます。

9.バッチファイルの補足説明

1.バッチファイルとは

バッチプログラムとも呼ばれ、その中に1つ以上のバッチコマンドが含まれています。バッチファイル名をダブルクリックすると、ファイル内に書かれたバッチコマンドを上から順に1行ずつ実行して行きます。バッチファイルはテキストファイルなので、テキストエディタ(メモ帳など)で簡単に作ることができます。ファイル名の拡張子を「.bat」として保存するだけで良いのです。

2.バッチコマンド

バッチコマンドはたくさんありますが、ここで使うのは「xcopy」と「pause」の2つだけです。
1)XCOPY
「xcopy」というバッチコマンドは、サブフォルダを含めて、ファイルとフォルダをコピーする機能があり、これに以下のパラメータをつけます。

/c :エラーが発生しても,コピーを続ける
/d :既存の「コピー先ファイル」よりも新しい「コピー元ファイル」をすべてコピーする。
   これにより、変更があったファイルだけをコピーすることができる。
/e :空の場合でも、すべてのサブフォルダをコピーする。
/f :コピー中に送り側と受け側の全ファイル名を表示する
/i :「コピー元」がフォルダを示している場合に、「コピー先フォルダ」が存在しなければ、
   新しいファオルダを作成し、そこへ指定したすべてのファイルをコピーする。

書式:
   xcopy 「コピー元フォルダのUNCパス名」 「コピー先ファルダのUNCパス名」 /e /d /i

2)PAUSE
「pause」は、何かキーを入力するまで、その後の処理を停止するコマンドです。「pause」を記述せずに、バッチファイルを実行すると、コマンドプロンプトが一瞬現れてすぐ消えてしまいます。それは処理が終了するとWindowが閉じてしまうからです。

3.UNCパス名

ネットワークコンピュータの共有のフォルダやファイルなどの表記法として、汎用名前付け規則 (UNC : Universal Naming Convention)を使います。

1)UNCパス
\\<コンピュータ名>\<共有名> をUNCパスと呼びます。
\\<コンピュータ名>\<共有名>\<フォルダ名>と書くこともできますが、最後のフォルダのみを共有にしておく方が、UNCパスは簡単になります。

2)共有フォルダのUNCパスの簡単な見つけ方
 1.「マイネットワーク」から、「ワークグループのコンピュータを表示する」を選び画面を表示
 2.目的とするコンピュータを選び、そのコンピュータの共有フォルダの一覧を表示する
 3.その中から目的とする共有フォルダを選んで表示する
 4.この画面のアドレス欄に表示されているのが、ネットワークでこのフォルダのUNCパス名で、
  \\<コンピュータ名>\<共有フォルダ名>の形式になっている
 5.このアドレスを「コピー&ペースト」で取り込めば、正確に記入できる

3)バッチファイルで使えない「UNCパス名」
経験的に「マイ ドキュメント」「マイ ピクチャ」「マイ ビデオ」「マイ ミュージック」「Outlook Express」「Adress Book」はバッチファイルで使えないことが分かりました。「無効なパラメータの数です」とメッセージが出て、「xcopy」というバッチコマンドの実行が拒否されます。

しかし、「Outlook Express」を「OE_data」に、「Adress Book」を「OE_adress」に名前を変更することで、バッチコマンドが実行できるようになりました。と言うことは、これらのデータが安易に改変されないために、Microsoftが仕組んだことなのだろうと推定しています。

4.バッチファイルの内容

<書70〜.bat>
xcopy \\Rc72ps\WORDS\書70〜.txt \\Rz70p\WORDS\書70〜.txt /e /d /i
pause

<Becky!.bat>
xcopy \\Rc72ps\Becky!data \\Rz70p\Becky!data /e /d /i
pause

<手紙.bat>
xcopy \\Rc72ps\手紙FAX \\Rz70p\手紙FAX /e /d /i
pause

<筆まめ.bat>
xcopy \\Rc72ps\筆まめUSER \\Rz70p\筆まめUSER /e /d /i
pause

<VIP.bat>
xcopy \\Rc72ps\VIP \\Rz70p\VIP /e /d /i
pause

<ALL.bat>
xcopy \\Rc72ps\WORDS\書70〜.txt \\Rz70p\WORDS\書70〜.txt /e /d /i
xcopy \\Rc72ps\Becky!data \\Rz70p\Becky!data /e /d /i
xcopy \\Rc72ps\手紙FAX \\Rz70p\手紙FAX /e /d /i
xcopy \\Rc72ps\筆まめUSER \\Rz70p\筆まめUSER /e /d /i
xcopy \\Rc72ps\VIP \\Rz70p\VIP /e /d /i
xcopy \\Rc72ps\松風文書 \\Rz70p\松風文書 /e /d /i
xcopy \\Rc72ps\歌と自分史 \\Rz70p\歌と自分史 /e /d /i
xcopy \\Rc72ps\WORDS \\Rz70p\WORDS /e /d /i
xcopy \\Rc72ps\HP-BOW \\Rz70p\HP-BOW /e /d /i
pause


10.パソコンデータを守るための必要最低条件

1.ウイルス対策

ダブルパソコンの両方にウイルス対策ソフトをインストールし、絶えずアップデートする必要があります。

2.落雷対策

落雷のためパソコン本体が破壊された知人の例、近くの電柱に落雷し、研究所のパソコン10数台がオシャカになった例を知っています。雷サージによるパソコンの被害を防ぐため、雷対策がなされている電源タップから、パソコン本体はもちろん、関連機器の電源をとる必要があります。


11.あとがき

私が、自分の関係したデータを大切に思う気持は、普通の人よりもかなり強いと思います。また、パソコンを片時も放せない生活をしています。今回紹介した「ダブルパソコンシステム」は、下記の5条件を満たすと考えています。

1.パソコンは壊れるものとの前提で、データが保全でき、保全したデータが簡単に活用できる
2.パソコンを新しくする度に、過去にパソコンへ保存した重要なデータを引継ぐ
3.パソコンが壊れた時に迅速な対応ができる
4.保全にかかる手間が少ない
5.費用が安い

このシステムの欠点は、2台のPCを使うスペースが要ることですが、サブとして使うPCは、何とか操作ができる程度の場所があれば良いわけです。

この方式を、4年前の02年夏より続けて来て、この度新しいPCを購入したのを機会に、改めてより簡単な「ダブルパソコンシステム」にしました。これによって、21年前からPCに保存してきた重要なデータが、各世代のPCを乗り継ぎ、現在の新旧PCに保存されています。そのデータ量は、Dドライブ全体で96GBあり、映像データを除いた文書データでも13GBあります。ここから新たに出発して、新しいPCでデータが作られ、それは古いPCにも保存されて行きます。

このようなデータの保守継承機能とPC不調時の代行機能を持った簡単かつ安価なパソコンシステムは、他には存在しないのではないか、少なくとも公表されたものはないのではないか、と思っています。

(2006.7.7.)


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