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息子の患者さんからの手紙

2005.04.16. 掲載
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昨日、知らない方からお手紙を頂きました。開いてみると、息子圭の患者さんからで、圭に対する感謝と、それを私たち両親にも知ってもらいたいためだと、書かれてありました。このお手紙は、私の60代最後の誕生日の記念としてた何よりもありがたく、心から感謝いたしております。

ご本人から許可をいただいて、その全文をここに掲載させていただくことにしました。ただし、個人が特定できないように、○○を多用していることをお許しください。



突然お手紙差し上げます事 お許し下さいませ。私 豊中、住友で圭先生に大変にお世話様になりました。今ある命も先生のお陰です。実はあまりおっしゃらないので解らなかったのですが、○○○科の部長○○先生の診察の折「貴女は野村先生にPTCAを受けたのですネ」「この検査データで手術に踏み切る先生はありませんよ、危ない所を助けて下さったのですから、これから一生命の恩人と思いなさい」と云われました。

この度お父様の病院に戻られる由伺い、何時かはと思っておりましたが、実は主人は大賛成と申しております。何時も患者の目線で、御自分の時間もけずって連休でも朝早く、また夜遅い手術の後でも”変わりない”と声を掛けて下さったのが、とても安心し有難かったです。

5回目?のカテーテル(PTCAは2度)の折は、私はうつらうつらの内に終わって、すぐ後の部長先生の回診の時「寝てたんだって?」と云われました。安心して受けられたからだと思います。

又、○○○の技師の方が、この病院で救急、検査室、手術室 etc 一番走ってはる先生は野村先生、とおっしゃいました。このような一患者がいました事を感謝をこめてお礼申上げたく、又、お父様お母様にも知って頂きたく、厚かましくお便りしてしまいました。約5年本当にお世話になりました。

昨日圭先生よりメールが入り、又、何時でも相談あるときはメールでもTel でもと云って頂き、感激しています。何処でされていらしても信頼される先生でいらっしゃる事は間違いないです。乱文乱筆お許し下さいませ。 ○○ ○子



注:PTCA

狭心症は心臓を養っている冠動脈という血管が動脈硬化で狭くなっていることが原因で起こります。この狭くなった血管の中に小さな風船を入れて、押し拡げる治療法をPTCAと言います。

このお手紙は、医院を引継ぐ息子たち夫婦には励ましを、医院を引き渡す私たち夫婦には、いくばくかの安心を与えて下さいました。このような、気持のお優しい患者さんを診療させていただけた圭は、本当に幸運な人間だと思い、○○ ○子さまに、心から感謝いたしております。


<2005.4.16.>

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