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サイト内容のDVD記録

2016.08.26. 掲載
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目次
1.はじめに
2.サイトの内容の定期的保存を望む理由
3.定期的保存の活用
4.保存再生可能期間は最低どれほどが必要か?
5.保存・再生方法の検討
6.保存用DVDディスクの作り方
7.保存したサイト内容の再生
8.記録媒体の更新


1.はじめに

今年80歳を越え、体力の低下を自覚するようになり、サイト「中之島のBOW」の将来について決める時がきたと考えた。

私は、書きたいことがある間は、記事を書き続けたく思っている。しかし、体力や知力がそれを許さない状況になるかも分らない。そして、死ぬ時は必ず来る。

著作を業としない人間としては、かなりの数の記事を書いてきた。公開した文書に限れば、雑誌への投稿、書籍の共同執筆、単行本の出版、このサイトに掲載した記事がある。

公開した文書の中で、死後にも残しておきたいものが幾つかあり、そのほとんどは、このサイト「中之島のBOW」に掲載した記事である。


2.サイトの内容の定期的保存を望む理由

ゴールが近づいて来たことを知ると、自分の生きてきた行程を記録に残して置きたいという気持ちになるのは、人間の本能かも分らない。

人生の終わり近くで、自分の人生を回想して、自分史を記録することも意味はあると思うが、その途中で記した記録は、それに劣らないか、それ以上の意味があると思う。

私は時代に恵まれ、20年前から自分のサイトを開設し、その時々に、思う存分記事を書いて来た。また、その個々の記事には、他の記事や記事の中の部分に、できるだけリンクを張り、サイトの内部もインターネットの超ミニチュア的構造になっている。

最近は、記事を書くだけでなく、リンクをチェックすること、掲載記事の内容の修正、追加、削除などにも努め始めた。これまでは、記事を書くのは好きだが、推敲が苦手で、その暇があれば、別のしたいことをする生き方をしてきた。しかし、それが最近嫌ではなくなり、できるだけ、自分が納得できる文書にしたいという気持ちになっている。耳が非常に遠くなったことも、このことに関係しているのかもしれない。

ということは、後のサイトの内容の方がより望ましいものになる可能性がある。しかし、それを記録で残すことは、定期的にサイトの内容を記録することでしか得られない。

そのわけは、サイト「中之島のBOW」のデータは、私のPCのHDDと、サーバーAsahiNetのHDDに保存されているが、記事の追加や修正、削除など変更を加える度に、そのデータは当然変わるからである。

サイトの内容の記録保存の方法を確立し、一度実現しておけば、定期的保存を行うことは容易になる。そのため、サイト開設20周年に当たる本年8月15日に、サイト内容保存ディスクを作成した。


3.定期的保存の活用

サイトの内容の定期的保存の最大の活用は、サイトの最終記録ないし、最終に近い時期の記録が残せることである。その保存媒体がDVDのような光ディスクで、ダビングが容易なものであれば、複数個のコピーを残すことができる。これは、私の最も望むところで、その光ディスクを家族、特定の知人に差し上げることができる。


4.保存再生可能期間は最低どれほどが必要か?

私がこのサイトの内容記録を見てほしい人で、一番若いのは3番目の孫0歳である。だから、30年くらいは保存再生ができることが望ましい。

保存するメディアは、現在のところ、光ディスクが長寿命で、保管方法が適切であれば30年は大丈夫のようである。3種類の光ディスクの中で、DVDであれば記憶容量は4.7GBあり、十分大きく、問題はない。


5.保存・再生方法の検討

保存・再生方法の条件
1)パソコンのOSはWindowsであること(これまで、シェアを独占的に占めてきたOSだから)
2)その最新のOSであるWindows10で再生できること(将来も再生可能の確率が高い)
3)長期間使用された実績のあるソフトを使うこと
4)できるだけ、シンプルで手間がかからないこと


6.保存用DVDディスクの作り方


1)「ホームページ用のフォルダー群とファイル群」を、Windows PCの「G:\Documents\6-サイト[中之島のBOW]から発信\1HP中之島」の場所に私は保存している

2)G:\Documents\5-サイト[中之島のBOW]から発信\1HP中之島 のデータを、DVDディスクに書き込む

DVDを挿入し、USBフラッシュドライブと同じように使用するを選ぶ。
これによって、ディスク上のファイルをいつでも保存、編集、削除できる。

[次へ]ボタンを押すと しばらく時間を置いて、BD-REドライブ(D:)が表示され、
「ディスクにファイルを追加するには、ファイルをこのフォルダへドラッグしてください。」の指示が出る。

エクスプローラーをクリックすると、BD-REドライブ(D:)の他に、G:\Documents\5-サイト[中之島のBOW]から発信\1HP中之島 というWebサイトの情報保存場所が表示される。

後のWebサイトの情報保存場所の情報を、先のBD-REドライブ(D:)にドラッグすると、サイト中之島のBOWのデータは完全にDVD1枚に保存される。

DVDをPCに挿入、表示される[ファイルをディスクに書き込む エクスプローラー]ボタンを押し
Winodwsに付いている光ディスク書き込み機能を利用して、作業用フォルダ内にあるフォルダ・ファイルの全部を、DVDに書き込む


7.保存したサイト内容の再生

Windows10では、DVDディスクを挿入すると、BD-RE ドライブ(D:)に保存されているフォルダ群、ファイル群のデータが読み込まれる。データは日 月 年 現在時点でのものである。データの読み込みが終わるまでしばらく時間がかかる。

読み込みが終わると、私の制作しているホームページに属するデータが、フォルダー群、ファイル群として表示される。

その中から、「index.html」を選び、ダブルクリックすると、ホームページのトップページを表示できる。

再生が終われば、DVD取り出しボタンを押して取り出す。


8.記録媒体の更新

DVDなどの光ディスクは、保存メディアの中では長寿命であるとされているが、保管状態の影響を受けるのは当然と思われる。そこで、例えば、5年とか10年とかで、データの移し替えをするのは効果があるだろう。

また、光ディスクに代わる、より優れた記録媒体が現れ、評価が定まれば、それにデータを移し替えることも実用的である。

いずれも、私がこの世に存在しなくなってからの話だが(笑)。

<2016.8.26.>

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