ホームページ開設１０年目の感想

目次
１．ホームページ開設１０年目の感想
２．２００５年度の掲載内容
３．分野別総タイトル数
４．分野別タイトル数の変動

１．ホームページ開設１０年目の感想

１９９６年の敗戦記念日に野村医院のホームページを開設し、本日で開設１０年目となります。昨年が、現役最後になると思っていましたのに、医院引継が９月に延びたため、生涯経験したことのない超多忙な中で迎える８月１５日となりました。

開設１０年目に当たっても、開設９年目の感想と変わるところはほとんどありません。付け加えるとすれば、この１年間は、自分の３２年間の診療の総括と引継のために没頭してきたという思いと、間もなく、それから解放され、やっと、自分のやりたいことに専念できるという期待と喜び、しかし、残された時間はわずかしかないという焦りが入り混じった気持です。

ホームページの掲載記事が、個人ではなく、第三者の評価をいただけたのは、この１年間が最初だと思います。その一つは、三共（株）のホームページに、当院のホームページの紹介記事が掲載されたこと、二つ目は、このサイトに掲載した「野村医院勤務マニュアル」の記事がきっかけとなり、７月１４日に「医院勤務者の実務マニュアル」として出版できたことです。これまで自家出版は５冊ありますが、分担執筆でなくて、著作料をいただく単行本の出版はこれが最初です。

三つ目は、このサイトに掲載した記事が、Ｗｅｂ検索で上位に表示されることを発見したことです。興味があるので、いろいろ調べて報告記事を掲載しました。

このように、この１年間は第三者に評価していただいた年でした。しかし、開設９年目の感想にも書きましたように、あくまでも、自分がしたいことをして、それをこのサイトに掲載し、保管しているだけです。それが、他の方のお役に立てば嬉しいけれども、他の方のために作っているのではありません。まして、第三者から評価していただくことを意識していることはありません。

私が幸せに思っているのは、このサイトへ新しいタイトルを掲載する度に、間髪を入れず、詳細な感想を書いて下さるありがたい方が複数いらっしゃることで、いつも、心から感謝致しております。ありがとうございました。

２．２００５年度の掲載内容

ホームページ開設９年目の感想のところで、１９９７年から昨年までの掲載内容を年度別に記載しました。その追加として、２００５年分を以下に記します。

＜０５＞
05/08/15 　カウント数　１４５５８８　　　　　医院引継に関するタイトルとして、当院の紹
１ 当院の紹介　　　　　　　　　１４　　　　　介と当院の出版物で全体の半数を超えました。
２ 患者さん用情報　　　　　　　　１　　　　　その中でも、三共（株）ＨＰに当院ＨＰが紹
３ 医療関係　　　　　　　　　　　０　　　　　介されたこと、このサイトに掲載した記事が
４ 当院の出版物　　　　　　　　　２　　　　　きっかけで、「医院勤務者の実務マニュアル」
５ 院長のエッセイ　　　　　　　　６　　　　　が出版されたことの二つは第三者から一定の
６ パソコン関係　　　　　　　　　２　　　　　評価をいただけたものと感謝致しております。
７ 音楽　　　　　　　　　　　　　３　　　　　
８ 映像　　　　　　　　　　　　　２　　　　　また、このサイトに掲載した記事が、Ｗｅｂ
９ ハウツー　　　　　　　　　　　０　　　　　検索で上位に表示されることを発見し、嬉し
　 　　　　　　　　　合計　　　３０　　　　　くなりました。

３.分野別総タイトル数

１．〜３．の医療関係のタイトルが全体の３０％で、残りは趣味的なものという医院のホームページは珍しいでしょう。息子に引継いだ後は、ＢＯＷのホームページとでも名前を変える方が良いのかも分かりません。落ち着いたら一度考えてみようと思っています。

１．当院の紹介　　　３６　（１４.４％）：野村医院に特有の医療情報
２．患者さん用情報　２８　（１１.２％）：患者さんに役立つ一般的な医療情報
３．医療関係　　　　１１　（　４.４％）：上記のいずれにも属さない医療情報
４．当院の出版物　　１０　（　４.０％）：当院のＤＴＰ出版と電子出版
５．院長のエッセイ　５５　（２２.０％）：ことばに関することがら全般
６．パソコン関係　　４９　（１９.６％）：大部分が実用的なことがら
７．音楽　　　　　　３４　（１３.６％）：一番力を注いだコーナーかも
８．映像　　　　　　１９　（　７.６％）：ＤＶＤが中心、映画、絵画も
９．ハウツー　　　　　８　（　３.２％）：いろいろなハウツーもの
　　合計　　　　　２５０（１００.０％）

４.分野別タイトル数の変動

ホームページを開設してからの９年間で、各分野のタイトル数の変動をみました。１．当院の紹介のタイトルが一番多かったのは０５年で、３２年間の診療の総括と医院引継ぎのための紹介を積極的に行なった結果だと思います。

２．患者さん用情報のタイトルが最も多かったのは９７年で、ホームページを開設して患者さんに役立つ医療情報を積極的に提供しようと努めたのを思い出します。

３．医療関係のタイトルは上記のいずれにも属さない医療情報で、２．患者さん用情報を掲載し終えたのに続いて、翌９８年に集中的に掲載しました。

４．当院の出版物のピークは９７年と９９年ですが、前のは９３年に出版した「野村医院二十年史」と９５年出版の「還暦まで」の紹介、後のは９８年出版の「Windowsパソコンの使い方」と９９年出版の「はじめての電子掲示板」の紹介でした。

５．院長のエッセイのタイトルは、すべての分野の中で一番多く全体の２２％を占めていますが、そのピークは０３年にあります。これは私のライフワークの一つである「心に生きることば」を掲載した結果です。

６．パソコン関係のタイトルは院長のエッセイに次いで多く、全体の２０％を占めています。そのピークは０２年で、猛威を振るい始めたウイルス対策、ＤＯＳ時代のパソコンの総括、Windowsへの完全移行を行なった影響だと思います。

７．音楽のタイトルのピークは０１年で、これは私のもう一つのライフワークである「歌と思い出」を書き上げたことによります。９７年より０１年まで毎年多くの音楽タイトルを掲載し、その集大成となるのが「歌と思い出」でした。

８．映像のタイトルのピークは０４年で、ＤＶＤ編集制作とＤＶＤ映画の蒐集に積極的に取り組んだ結果です。

９．ハウツーのタイトルのピークは９８年で、９７年に２．患者さん用情報を掲載し終えたのに続いて、翌９８年に集中的に掲載しました。訪問下さった方々に少しでもお役に立つことができるような情報を提供したいと考えたからでした。