■ごあいさつ
平均30歳でヒップホップをはじめた二人は次の言葉を残して、新たなる挑戦
へと足を踏み入れた。平均31歳ではじめるフォークギター。
モモクリ3年、クラリス4年。あれから1年…シンプソンズ。

 センセー:最近、みんなレベルあがってきてるよね。
      ここんところ、月に2曲のペースでいけてるじゃん。
 セイト1:チーム組んでなんかやりましょうよ。
 センセー:いいねぇ。

そこには、

 架空1 :そういえばあのデッカイおじさんたち、見ないねぇ。

という言葉を口にするものはいなかった。
そこにはシンプソンズはいなかった。
世間とはそういうものだ。

はーい、皆様。ハッピー、ニュー、センチュリーでございます。

新人歓迎会の「PARTY UP」発表以来、じょじょにモチベーションの下がってい
った我々は、10月あたりから1度もレッスンに参加していなかった。
サボり始めの頃は「サボリ」「サボリ」と言いながらも行こうという意志が残
っていたのだが、サボリ過ぎてもう行けない状態に陥ってしまった。
1度は通勤電車で見かけていた近所の「ダンススクール」という看板の建物を
訪れ、心機一転、別の場所で再びダンスを志したこともあったが、そこは社交
ダンスのスクールだった。スロー、スロー。クイック、クイック。

「ケイコとマナブ」を購入し、ダンススタジオ「ミラクルズ」へと見学に行っ
た夜、焼き鳥屋「こんちゃん」へ足を運んだのは昨年の1月のことであった。
そこで、明日から「HIPHOP入門」クラスを受講しようと決断し、[HIPHOP30]は
生まれた。2001年1月某日、またも二人は焼き鳥屋「こんちゃん」にいた。
今年の「かしら」もうまかった。話題は昨年の話題になり、来年度の新人歓迎
会のことが続いて話題となった。どうしよう。

 デリ:三味線やろ。
    なんとか兄弟はやっているし、格好いいじゃん。
    たぶん、大家さんが教えてくれるよ。
 ペガ:ギター。
 デリ:ギターは以前、友人の結婚式のとき「乾杯」だけ弾こうと思って挫折し
    てるからなぁ。あと、できる人多いじゃん。
 ペガ:ギター。
 デリ:そっか、イケガミがセンセーになれるかぁ。
 ペガ:ギター。[gita:r]

ナイス発音。そうだ、KinkiKids「全部だきしめて」をやろう。
明日、ギター買いに行こう。即決。クイック、クイック。

楽器と言えば御茶ノ水。とは言っても詳しくない。大通りに面した派手目のお店
に入った。とりあえずフォークギターの並ぶ前に立ち尽くした。狭い店内、こん
な二人が立ち尽くしていては商売あがったりと思ったのか、すかさず店員さんが
やってきた。浅野忠信をSomething ELseにしたような感じのイイ兄ちゃんだった。

 浅野:フォークですか。
 ペガ:ギター。[uso]
 デリ:この店の4倍くらいのスペースで出しものしようと思って。
    KinkiKidsの「全部だきしめて」。
(ペガはしろっぽいギター、デリはくろいギターを購入)
 浅野:がんばってください。

という訳で長い間なしのつぶてでゴメンなさい。
[HIPHOP30]はこの号をもちまして、終了の挨拶とさせてい頂きたいと思います。
返信メールをくれた方もメールをみて少しでも笑ってくれた方も、本当に感謝
しております。励みになりました。ありがとうございました。

 シンプソンズ − HIPHOP = +15Kg
 何かを選択するということは、その他のことを捨てることなり

                   (デリゾウこころの俳句)

という訳で新しく[Kinki31]をはじめたいと思います。
ご興味がありましたら、また励ましてください。よろしくお願いします。