■サンプル誌(準備号)
※これは「まぐまぐ」システムに登録した時に書いたものです。
登録すると、なんと15時間以内にサンプル誌を掲載する案内をしてくるのでした。
まいった。15時間以内にサンプル誌を作らねばならないらしい。
であれば、きっかけと、今日見学に行った興奮を伝えるしかないのではないか。
ではいってみよう。
その屈辱は2年続いた。
我々はいわゆるオドケである。組織と言われるある程度の人数が集まった中にあって
そんなキャラクターは存在するものである。そして我々がそれに該当してしまった。
いつしか催しものの度に何かしなければならない使命を担うことになっていた。
しかし我々は芸なしだったのである。
はじめはカブリモノでよかった。しかし世間は厳しいもので、人が使命を感じながら
やっているにも関わらず「飽きた」だの「サブイ」だの「つまんね〜」だの言う。
そう、この前の1999年、年末の納会もそうである。今年はと趣向を凝らした。
昨年のヒットと言えば「モーニング娘はウォウウォウウォウウォウ」と「ひろみ郷のアチチ」
ではなくいか。我々はアチチを選んだ。アチチで踊ろうと思った。それだけでは短い
ので、年末に目を引いたプッチモニ。あとセンチメンタルバスね。
それなりにいろいろ考えた。ダンボールでトラックを作り、ひろみ郷「ゲリラライブ」
をまねて登場した。アチチを踊った。プッチモニのカカトダンスを踊った。せいので
走り出して退場した。
だめだった。これっぽっちもだめだった。世間は冷たい。
そこで2人は決断したのだった。やろう。
ちなみに我々は太っている。世間ではファットボーイズ、パパイヤ鈴木が活躍している
じゃないか。我々にだって出来ないことじゃないぞ。いや、それより、今回は中途半端
な踊りだ。本当にやりたいじゃないか。やりたい。
しかし、我々は社会人、コンピュータ業界の社会人。そうそう時間が取れないのだ。
本日、土曜日「ケイコとマナブ」から見つけたダンス教室(スタジオ)へ足を運んだ。
2人ともワクワクしていた。そんな期待を裏切るようなオバサンが受付にいたが、負けない。
見学自由ということで、レッスン会場の後ろのソファーに腰を下ろしてケイコを見学。
か、かわいい。かわいい子がいっぱいだ。若い。
そうでなくっちゃ。それなりに年齢のギャップは覚悟してきたのだ。そうでなくっちゃ。
我々は興奮していた。ヒップホップ、ジャズ、ハウス、フリースタイルなど、いろいろな
メニューがあるのだが、行った時はちょうどヒップホップだった。
それぞれの踊り(ダンス)がどんなんだかも分からない2人は、とりあえず、目の前で
繰り広げられるカッチョイイ踊り(ダンス)ヒップホップに満足した。
これが出来れば。そうだこれを出来るようになろう。
カタログのメニューの中にヒップホップ入門というものがった。日曜日だ。
明日じゃないか。明日からできるじゃないか。やろう。
明日、我々は初日に挑む。
はずかしい思いをいっぱいするだろう。できないかもしれない。
でも、きっと出来るようになる、仮に出来なくてもよい経験になると思い奮闘記を書く
気になりました。どうぞみてやってください。
創刊号「レッスンワン」をお楽しみに!
Date 2000/1/8 ほんだとおる