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 「平均30歳ではじめるヒップホップ奮闘記」               00/02/05
  レッスンフォー「ひとりぼっちで差を付ける」
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わたくしはデリゾウ。デリケートなゾウである。レッスン3でそれを知ったはずの読
者がだ、レッスン3が届い日に購読を解除するとは何事ぞう。

  つれねえなぁ
    読んでもいないな
        なんだよう  (デリゾウ厭世の俳句)

まぐまぐシステムでは管理ページにより購読者数が分かるのである。デリケートなゾ
ウはそれが気になるのである。減ったらメッチャ寂しくなるのである。だのにだ、レ
ッスン2以降、プッチ増えたり、プッチ減ったりで、現在は447読者。んん?
ニコッ。そんなにいるではないか。ありがたいではないか。

  よろしくね
    汗とタオルの
      シンプソンズ   (デリゾウ楽天の俳句)

レッスン4。その日は元会社の同僚の結婚式という訳でペガタケは式典から、デリゾ
ウは2次会から参加。式典に出るペガタケは稽古に行けない。2次会からであれば、
稽古後に会場にダッシュすればギリギリセーフ。そう、今回、デリゾウひとりで乗り
込んだのであった。ひとりデブー。いや、デビュー。

今回は端っこ。これ以上進捗を妨げては原因が我々にあることがバレテしまうと、屈
折した謙虚さを持つデリケートなゾウは端っこで戯れていた。
センセーはこの日にノリエガを終える意気込みで進めていった。なので進捗はメッチ
ャ早かった。少なからず鏡に心配させるデブっちょが映っていなかったことも進捗を
助けたことであろう。

しかし、こう早いと覚えられない。でもそんなことは問題でもなさそうだからいい。
自分なりにのらりくらり、ひっぷ、ほっぷ。きゅ。きゅ。
右足をカカトで「きゅ」と外側に。そして腕も垂直に曲げ、同時に外側「きゅ」だ。
おっ、またクビを動かすのが出てきたぞ。前回、体の歯車をあれ程狂わせたクビ攻撃。
しかし、またもや大敗してしまった。2回目はなんとかと思ったが、とんでもない。
デリゾウの歯車はちっともうまく動かなかった。これが私の身体なのだ。
ちっちは練習せんといかんね。でも我々は信じがたいだろうが、とってもよく働くお
じさんなのである。平日はなかなか時間がとれない。土曜日もままならない。

稽古を終えて、はじめて稽古場にあるシャワーを使う。汗だくで2次会もまずかろう。
ちょっとは気を使うデリゾウであった。しかし、シャワーを急いで浴び、急いで会場
に向かったデリゾウは、またもや汗だくだった。やれやれ。

2次会にペガタケがいた。デリゾウは稽古が終わったばかり、音楽が頭に流れている
のである。歩くのも元気がよい。それをみたペガタケの悔しがりようときたら、いい
感じでデリゾウを満足させた。ノリエガが今日で終了と予告されていたものだから、
どんな振りになったか気になっていたようだ。でも残念ながら、今回は超速進捗なの
で、デリゾウは覚えきれていなかったのだ。

稽古も2次会も楽しかったな。結婚した二人もいい感じだったし、幸せになってね。

            ◇     ◇     ◇

それでは、前回予告のシンプソンズの謎にせまってみよう。

それは全身タイツからハジマッタ。白と黒。ペガタケとデリゾウ。
サンプル誌で紹介した通り、我々は会社において「おどけ」の地位を獲得している。
何かの集合ごとに前にでる。そう、はじめは全身タイツからハジマッタ。

芸無しの我々はツールに走った。東急ハンズや西武LOFTなどのパーティーグッズ
売り場はファンタジーなのである。コレ使ったら面白いだろうなと想像し、メッチャ
楽しい時間を過ごせるのである。
しばらく至福の時を過ごした我々が選んだのが全身タイツだった。白と黒。それだけ
じゃってんで、白に白鳥のパンツ、黒に象さんのパンツ。それぞれ股間に白鳥の首、
象の頭が付くすぐれものを組み合わせた。現ペガタケに全身タイツのサイズは小さか
ったが、選んだ二人は大喜びだった。

さて、衣装を着けたがいいがどうしよう。

<ネタ一覧>
 1.囲碁  ま、ジャブね。白と黒だもんね。二人がしゃがんで碁石になる。
 2.影文字 白が大の字になって、黒が影の役で後ろでちょっと輪郭飾るのね。
      情報処理業界なので「影文字」という業界用語はちょっと受けた。
 3.双子  これも容易なパターンね。全身タイツの二人だから。ま、似てる。
 4.BE GLAY これはお気に入りだったが、難しかったのか、受けなかった。
      白と黒じゃん。腕組んでバロームワンみたいにくるくる回ったら
      グレイにみえるんじゃないかってね。
 5.戯れ  白鳥と象の戯れ。

 他にもあったかもしれないが忘れた。

とりあえずホドホドに受けたのかなと思っている。しかし、翌年からスランプだ。
もともと芸無しだから仕方ない。おそらく一昨昨年に選んだのが神父の格好だ。
昨年か一昨昨年に神父の格好で、KONISHIKIのウィスキー、アイスキーをや
った。受けなかった。

でも神父の格好は現ペガタケのサイズにも無理がなく、みためもまともなので、気に
入っていた。いつしかそれを使用するケースが多くなっていた。

1999年の年末もそうだった神父の格好でひろみ郷の「アチチ」とプッチモニのカ
カトダンスだった。受けなかった。そしてヒップホップへの道が開けた。

簡単ではあるが、そんな経歴である。伸びきってしまった白タイツの白鳥はペガサス
へと、黒タイツの象はデリゾウへと、なんだか神妙な縁を感じるのである。

ところで、Simpsonsって米国の漫画であることは知らなかったし、そういう訳で関係
ない。(http://www.geocities.com/Hollywood/Hills/9785)

「シンプソンズ」は「神父SONズ」は、キメポーズで拍手をもらうまで、引き続き
がんばって稽古に励みます。

            ◇     ◇     ◇

前回に続いて、お便りコーナー。きゅ。きゅ。

ヒップホップの先輩読者の方から
>ペガタケさん、デリゾウさん、背筋、腹筋よ。特に腹筋はいつも意識して!

了解です。
ただ腹筋までたどりつく道のりは分厚いですね。。。

次回、レッスンスファイブ「○※▽☆△∋□」乞うご期待。

00/02/05 ほんだとおる
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発 行 元:ほんだとおる  (E-mail:hon@t.email.ne.jp)
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受講の動機:http://www.asahi-net.or.jp/~MC6T-HND/hiphop.htm
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