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 「平均30歳ではじめるヒップホップ奮闘記」               00/01/29
  レッスンツー「デリゾウ疑惑の検証」
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前回、センセーのうしろにデリゾウがいたから進捗が遅くなったことは伝えた。当然、
今回はペガタケがセンセーのうしろになるように計った。それくらいのお茶目さと探
求心はもっていた。しかし、計画力が足りなかった。今回はセンパイ方の数が少なく、
なんと恐ろしいことに、センセー、ペガタケ、デリゾウのトライアングルが出来てし
まったのだ。今回の進捗はセンセーが悩むくらい遅かった。センセーはまだ気付いて
いない。なぜ進捗が遅いのか。面目ない。やさしいセンセー。

  これでもか   
    さらにゆっくり
        もう一度   (センセー深層の俳句)

さて、今回は新しい技が二つでてきた。細かい違いを入れればもっといろいろな技が
登場しているのであろうが、細かい違いは分からない。分かろうとしない。そんな余
裕はない。大まかな動きについていくことだけに全力疾走なのだ。

だのに、じゃぁ今度はクビの動きを入れてみて。そんなコトを言うのだ。リズムと足
の運びだけに全神経を消耗していた我々にとってのその言葉はパンチだった。やっと
ヒザの動きが大切なんだということに気付きだし、リズム+足、気持ちだけは+ヒザ。
そんな状況においてだ。クビだ。パニックだ。どうしちゃったんだ私の体。
もし人間の体が歯車で動いているとすれば、歯車が狂ったとは正にこのコトだ。全て
のパーツが不自然に動いている。止まったりもする。この貴重な状況は是非ビデオに
納めておきたかったと思った。次回も同じだろうが、やはり最初の戸惑いを納めてお
きたかった。きっとどこかのTV番組に応募すれば、それなりにお茶の間を沸かせた
と思う。歯車の狂ったデカイの二人は何をしたいんだろう。

次の技はスゴイ。寝そべるのだ。この年になって頭の位置が短時間に移動することは
そうそうない。立ってて、しゃがんで、片足出して、寝そべるのだ。何度も。早く。
気持ち悪くなった。中学校、高等学校とササヤカながら運動部にいた時のクラブ活動
の辛さを思い出した。もぅダメ。です。

本当の寝そべる方法はこうだ。突き出した足の方向に弧を描きながらウツブセになっ
ていく。胸のあたりからしなやかに寝そべる。
女性は無理しなくていいから。センセーは気を使う。そうだろう。しかし、もうひと
人種、無理してはいけないグループがいた。シンプソンズ種。ニュートンのあれか、
しなやかに降りるなんて出来やしない。弧を描くなんて、なんじゃそりゃ。落ちちゃ
うぞ。重力は無常なのだ。体はドスン、バタン。

重量オーバーです。ペガタケが言った。できない人は寝そべるだけでいいから。セン
セーは言った。

ペガタケの一言により、デブっちょネタがやっと市民権を得た。笑いを得た。
センセーは子どものころ太っていた話をした。チョコパイで太ったという。
笑いによる救い。笑いによる浄化。なんて崇高なシチュエーションなんだ。ヤめられ
ないトまらない。それゆけシンプソンズ。笑いの道は険しくも気高い。

今日は全然進まなかったなぁ。次回でノリエガは完成させよう。ノリエガ。ノリエガ。
稽古に使っている曲がノリエガということだろう。CD買わなくっちゃ。ノリエガ。
もぅダメ状態でありながら、記憶に勤しんだデリゾウであったが、残念ながら帰宅途中
で寄った北千住のCDショップにノリエガ君はいなかった。たぶん。

こうして、またもや大量の汗と満喫気分で稽古を終えた。ペガタケは−3Kg。

ところで、占い好きの読者ならお気付きかもしれないが、ペガタケ、デリゾウは流行
の動物占いから頂戴した。動物占いをさらに細分化した企画の雑誌があった。

 ペガタケ  優雅なペガサス
       竹を割ったような性格(うっそだ〜)
 デリゾウ  デリケートなゾウ。
       不言実行。(カッチョい〜)

決起酒の日にみた雑誌だった。単純な二人だった。酔った勢いで付けてしまったので、
もうこれで通すしかない。ペンネームを考え、どれもこれもコッパずかしく、とうと
う本名を平仮名にするくらいしかできなかったデリゾウにとって「デリゾウ」はなか
なかお気に入りだ。デリケートなゾウ。不言実行。カッチョいい。「ペガタケ」はど
うもしっくりこない。でも「ペガユウ」じゃな。仕方ない。いつか慣れるさ。

次回はシンプソンズの由来に迫る予定。

ここでいきなり、お便りコーナー。ドンドンドン。
SPEEDの解散をお嘆きの方は気付いたであろうか。
こんなお便りがきたのであった。

デリ>♪ボーイズアンガール♪のSPEEDよろしく、元気にこぶしを上げる踊り

読者>♪ボ・デン・ソール♪ぢゃ。<ジェネレーションギャップ。

ハズカシー。。。

また、黄色い声獲得運動の結果、とうとう黄色い声一号様を迎え入れることができた。

黄色>キャーーー!!(必死の黄色い声はりあげ)

面白い。メルマガは面白いぞ。そんな黄色ちゃんから

黄色>でもやっぱり現場(クラブ)いって空気に触れた方が
黄色>全然覚えるみたいです。
黄色>いってみたらどーです?これまた面白いレポートが
黄色>できそーじゃない??

もちろんペガタケ君にこの声は伝えた。そして、行こう。だだ。この辺りのコンビは
ピッタリだった。

そんなペガタケ君からもお便り(直接であるが)があった。
奮闘記の内容はちょっとデリゾウびいき過ぎやしないか。そりゃそうだ。書いている
のはデリゾウなのである。

次回、レッスンスフォー「○※▽☆△∋□とシンプソンズの由来」乞うご期待。
現場(クラブ)体験記はもちょっと待ってね。

00/01/29 デリゾウ(ほんだとおる)
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発 行 元:ほんだとおる  (E-mail:hon@t.email.ne.jp)
まぐまぐID:0000023788 
受講の動機:http://www.asahi-net.or.jp/~MC6T-HND/hiphop.htm
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