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 「平均30歳ではじめるヒップホップ奮闘記」               00/01/21
  レッスンツー「センセーのうしろ」
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キムタクと常盤貴子の出演するドラマで見かけた通りを歩き、シンプソンズは稽古場へ
入る。ペガタケがメンバーズカードに貼る写真を持ってこなかったハプニングもあり、
慣れない街でインスタント証明写真機を探すことになった。プリクラの影響か、原宿で
見つけたそれは安かった。顔、顔、顔、デブっちょ顔が16顔くらい写って300円
だった。兎も角、稽古場入りが遅くなった。

今回は前回より女の子が多かった。
しかも稽古場入りが遅かったため、到着時に既に女の子が3名もいた。
ペガタケ君はさすがに最後の20代、うれしさを隠し切れない様子。
そんな勢いが味方したのか、2回目だからなのか、レッスンワン以上に満喫。
がんばるシンプソンズ。いきいきシンプソンズ。汗だくシンプソンズ。むさい。

今回は前回より進み具合が遅かった。
ペガタケがその訳に気付いた。
 「うちらがセンセーの後ろにいると、気になって進めないんじゃない。」
正しい。そうに違いない。優しいセンセーなのだ。
稽古フォーメーションはこうなっている。

    ------------------------------鏡
          ●センセー     |↑向き
                    |
    ○ ○ ○ ◎ ○ ○ ○   |↑向き
                   |

センセーが前に一人、前方の鏡に向かいヒップホップ。センセーの方を向いて一列
に受講者が並ぶ。センセーは、鏡に映る後ろの人間がどうしても目に入ってしまう。
今回、そこにいたのが「ハーイ」デリゾウでした。。。

  がんばろう   
    レッスン速度
      気にしない   (デリゾウ心の俳句)

今日は前回より難しい振りがあった。
♪ボーイズアンガール♪のSPEEDよろしく、元気にこぶしを上げる踊りがあった。
どうしても上げる手と上げる足が同じ方になってしまう。センセーのは違う。違うと
分かっていても同じ方が上がってしまう。
デジャブー、いや、こんな経験を過去にしている。小学生時代の学芸会のことである。
おとなしいデリゾウに配役はない。でも民主主義小学校は、そんなデリゾウにも
ちこっと役を用意してくれる。舞台の右袖から行進しながら出て、中央で正面を向き
敬礼をし、左袖に消えていく役。おかっぴき役だった。
稽古の時、これっぽっちの役にも関わらず、緊張しーのデリゾウは行進ができなか
った。右手と右足。左手と左足。その頃は洒落ですます処世術のないお子ちゃまだった
ので、随分と苦い思い出ではあるが、そんな思い出が脳裏に浮かび、微笑んだ。

今回は前回よりイイ感じだ。
稽古を終え、翌日は会社で再びペガタケに会う。
会社の人には内緒にしてあり、いつの日かビックリさせてやろうと企んでいる我々
としては、会社で会話できない。しかし、二人ともこれだけは言いたかったのか、
「頭の中に音楽が流れている。」
「筋肉痛だ。」
というコトだけは共に認識し合った。ヒップホップなんて今回のキッカケがなけ
れば絶対に日常生活に関わることがなかった代物がだ。それが頭の中をぐるぐると
回っているのである。階段をのぼるとき、トイレにいくとき、Shall We Dance の
ように日常生活の動きでばれないよう気を付けねばならない。
いや、ばれるというよりは、およそヒップホップに見えない動きなため、挙動不審
に思われないよう注意しなければならない。

レッスンツーはこんな感じであった。
ここでデリゾウは気付いた。このレッスンは奮闘記に向いていないんじゃないか。
奮闘記って$(C"&(Bのはこんな感じを想像していた。
 レッスンワン 「上下のリズムとり」
 レッスンツー 「足を前後に動かすステップ1」
レッスンごとに明確なお題みたいのがあって、それを紹介しながらの進めるもの。
お題により成長が分かるようなものを想像していた。しかし、今やっているレッスン
は「見よう見まね」だ。センセーによる完成されたものを「見よう見まね」で取り
組んでいく。それが良い悪いは別にして、奮闘記を書く立場からするとつらい。

でも、引き続きばんばるシンプソンズをよろしくお願いします。

ps
今回はメールマガジンについてちょっと書かせてもらいます。
考えてみれば、ヒップホップも初体験ながら、まぐまぐも初チャレンジな訳です。
メールマガジンとは、こんなにも反響があるものかと驚きました。「反響」などと書く
と大袈裟なので、誤解されてしまいそうですが、読者数、つまりこのメールを受け取っ
ている方が400名以上いらっしゃるんです。個人的にはビックリです。しかも日に
日に増えていくんです。

さらに、そんな読者の方からメールも頂きました。黄色い声。残念。^^; 
こういうことが無料で出来てしまうって、なんだかスゴイ気がします。
さらに、広告費がもらえる設定もあるようで、何万という読者の方を抱えたマガジン
さんになればちょっとした小遣い稼ぎもできるみたいです。

ところで、黄色い声を獲得するために、まぐまぐの紹介文を変更しようかと考えました。

【現在】
我々は平均30歳のサラリーマン。下手な出し物にアキアキする年頃。とうとう決断し
ました。「踊ろう」。我々はとある原宿の教室に通うことを決断しました。これは記録
せねばと思いはじめるマガジンです。

 評)レッスンワンでお伝えの通り、このマガジンをはじめた時は酔っ払いでした。
   それにしてはマズマズな文章だとは思うのですが、「下手な出し物にアキアキ」は
   ちょっと伝わりにくいかな。第一、タイトルと紹介文の中に「ダンス」という
   キーワードがない。これでは検索漏れしてしまう。
   100文字以内ということで再度検討の必要があるでしょう。

【案1】
30歳サラリーマンはストリートへ出る。これは、ストリートダンス、ヒップホップとは
無縁でデブっちょな二人が、これまた無縁な原宿のダンススタジオへと足を踏み入れる、
壮大な冒険記である。

 評)サラリーマンを強調しすぎか、でもそれが売りか。
   100文字。すばらしい。片岡K「文學ト云フ事」風?。
   http://nazuna.com/kataoka-k/klink.html

【案2】
世はダンスだ。安室奈美恵、MAXもダンス。パパイヤ鈴木もダンス。プッチモニもカカ
トダンスなのだ。踊らにゃ損々なのだ。ちょっと遅れたが我々もヒップホップしようと思
うのだ。
 評)くだらん。でも検索にはいっぱい引っかかりそうなのだ。

いかがなものでしょうか。黄色い声から、ダークブラウンな声をお待ちしております。

次回、レッスンスリー「○※▽☆△∋□」乞うご期待。

00/01/21 ほんだとおる
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○電子メールマガジン「平均30歳ではじめるヒップホップ奮闘記」
発 行 元:ほんだとおる  (E-mail:hon@t.email.ne.jp)
まぐまぐID:0000023788 
受講の動機: http://www.asahi-net.or.jp/~MC6T-HND/hiphop.htm
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