「金太郎」の墓がある?


童話に出てくる「金太郎」は、マサカリを持ち熊にまたがり、猿などの動物たちと遊んだり、猛獣と怪力を競ったりするお馴染みの姿で描かれています。 ところで「金太郎」は実在したのでしょうか?

説話はもちろん史実とは言えませんが、しかし古くから人々によって今日まで語り継がれてきた話しを、同じようにまた次の世代へ伝えたいと思います。

いいつたえによると、「金太郎」の母は山姥(山の神または山の神に仕える巫女)で、ある時この母が足柄山(神奈川県)で寝ていると、 夢に赤竜が現れて身ごもり、やがて生まれたのが「金太郎」で、雷神の落とし子ともいわれています。
こうして「金太郎」は、相模国足柄山で生まれ、やがて21歳の時、上総の国から上京する「源頼光」(みなもとのよりみつ)にみいだされて、 「坂田金時」の名をあたえられ、渡辺綱、ト部季武、碓井貞光らとともに「源頼光」の四天王として、後に大江山の鬼を退治したとつたえられています。

このように「金太郎」とは「坂田金時」(さかたきんとき)(酒田公時とも表わす)の幼名なのです。

そしてこの「坂田金時」の墓が現存するのです。(右の写真)
阪急電鉄・宝塚線の「雲雀丘花屋敷駅」からバスに乗り、「満願寺」(まんがんじ)のバス停で下車すると、その寺の境内の一角に今も残されています。