絵本を読んでも心弾まなくなったのはいつの頃だろう
いつのまにかなくしてた大切なもの
今は見えなくなったいろいろなもの
ちいさい頃にはお月様にうさぎがいたのにね
目にたまった涙はなんのせい?
夕陽の光が目に痛いせい?
吹き抜ける風が冷たいせい?
ううん わかっている
わたしが変わってしまったせいだって
それはもう戻れない ひきかえせない
一本の道
でも行かなくちゃ わたしだけの道だから
だから……今日はさようなら おひさま
また明日……
ばいばい
秋の夕暮れはドラマチックです。紅葉した葉や冷たい秋風が心を揺らします。そして
どんどん変わってゆく空の色に涙がでそうになります。
この季節になるとそんなシーンを描いてみたくなります。成功しているとは言い切れ
ないけれど、秋のシーンを切り取ってみました。
実は、この絵は双子になっていて、元々はほぼ同じ構図のもう1枚のイラストが存在し
ます。そちらの方は透明な妖精が同じように夕陽を見つめています。落書きみたいなも
ので何の工夫もないのですけど、そちらも見ていただけるとうれしいです。
ところで、とりあえず『リアルイラストレーション』に入れておきましたが、ぜんぜ
んリアルイラストレーションではないですね。どちらかと言えば油絵調です。そのうち
コーナーを見直しますのでそれまでご勘弁を。