TITLE:夕暮れの少女(秋の夕暮れ)

    DATE:1996/10/12

    BGM:ドボルザーク『新世界より』第2楽章より[1分46秒](Arranged by YUH)


絵本を読んでも心弾まなくなったのはいつの頃だろう いつのまにかなくしてた大切なもの 今は見えなくなったいろいろなもの ちいさい頃にはお月様にうさぎがいたのにね  目にたまった涙はなんのせい? 夕陽の光が目に痛いせい? 吹き抜ける風が冷たいせい? ううん わかっている わたしが変わってしまったせいだって それはもう戻れない ひきかえせない 一本の道 でも行かなくちゃ わたしだけの道だから だから……今日はさようなら おひさま また明日…… ばいばい

 秋の夕暮れはドラマチックです。紅葉した葉や冷たい秋風が心を揺らします。そして どんどん変わってゆく空の色に涙がでそうになります。                この季節になるとそんなシーンを描いてみたくなります。成功しているとは言い切れ ないけれど、秋のシーンを切り取ってみました。                   実は、この絵は双子になっていて、元々はほぼ同じ構図のもう1枚のイラストが存在し ます。そちらの方は透明な妖精が同じように夕陽を見つめています。落書きみたいなも ので何の工夫もないのですけど、そちらも見ていただけるとうれしいです。       ところで、とりあえず『リアルイラストレーション』に入れておきましたが、ぜんぜ んリアルイラストレーションではないですね。どちらかと言えば油絵調です。そのうち コーナーを見直しますのでそれまでご勘弁を。                  

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