郵便賭博発覚!
〜オイラハ・ドラマー・大井の行動に身内で賭け〜

 丸亀ユニオンジャズオーケストラは、ドラム奏者オイラハ・ドラマー・大井の出張中の行動に関し身内で賭け事を行っていた。
 同事務所の発表によると、経緯は次のとおりである。
 昨年5月、「コンサート案内が“東京中央郵便局”の料金別納郵便で届くと、有名なところから案内が着たようで喜んでもらえるにちがいない。」というつまらない意見が通ってしまい、アンパン・ペッパー・藤村が東京出張のついでに発送を行った。ところが、その際、セロテープが封書表面の消印部分までまわりこんでいたため、肝心の“東京中央郵便局”という消印がはっきりみえず期待した反応がなかった。そこで、今年も東京中央郵便局から発送しようという話になり、オイラハ・ドラマー・大井が出張ついでに持っていくと手を上げた。
 ここで一部団員から「オイラハはほんとうに出してくれるか怪しい」という声があがったことから、問題が発生した。アンパン・ペッパー・藤村は、「荷物は持っていかんけど、これだけは持って行こ。」というオイラハ発言を根拠に「封書しか持っていないのであれば、さすがに忘れようがない。」と予測。対するチョット・ベイカー・横田は、「それ以前に練習の帰りに車のトランクへ放り込んだら終わり。」と予測。両者歩み寄りのないまま「賭け」に及んだ。なお、賭けたものは、コーヒー一杯という。
 丸亀ユニオン事務所においては、「オイラハが忘れたら、次はEricが畑田の郵便局から出すまで。賭けといっても一時の娯楽に供するものだから当局の手入れはない。」と静観の構えである。
 また、「賭けの結果が出る前にこの記事を発表して、賭けの行方に影響を与えないか?」というユニオン通信の取材に対し、同事務所は、「オイラハの出張の時期は判明していないが、彼の性格から判断して出張前にこの記事を目にする確率はかなり低いとの見解で一致している。」とコメント。本コメントを信用する限り、公正な賭博が行われている模様だが、アンパンが会社で仕事のふりをして「ホームページ見たか」というメールを作っていたという情報が寄せられており、事実関係の究明が急がれている。

<ユニオン通信臨時配信 97/5/11 初版>
 <ユニオン通信臨時配信 97/5/15 第2版>

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