概要
頂戴した冊子の記載事項から、本ミーティングの概要を見ていく。まず本ミーティングの正式名称は、「Bosch Car service Presents SPEED FESTIVAL 2025 with TIPO OVWERHEAT MWWTING」である。長い!! 前頁では「スピードフェスティバルとして復活した」と書いたが、正確にはTIPO OVWERHEAT MWWTINGと共催という形なのだそうだ。
共催という形がどこにどう反映されているのかは別途みていくとして、2021年のTIPO OVWERHEAT MEETINGのパンフレットと比較して見た。ノリは同じ感じかな?
主催者・協賛組織など。「カルチュア・エンタテインメントグループ」とあるが、これはカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)でコンテンツの調達や企画製作・制作を担っていた機能を分社化した会社とのこと。その中でのネコパブの位置づけは、「イベント展開」らしい。私はかねてから会費有料の自動車クラブや雑誌社は、情報を収集・発信・蓄積するところではなくイベント企画会社にならざるをえないと考えてきた。理由は、会報や雑誌にて情報を売って利益を得るスキームが、2000年代前半から成立しにくくなってきたためだ。それでは事業継続できないので、自動車関連イベントを開催して入場料で利益を得るスキームへ転換するのが手っ取り早い。過去の実績もある。まさにネコパブもその通りになったわけだ。
横道にそれるが、この4年にいろいろあったみたい。Tipoは年4回発行の季刊誌になっちゃった。J's Tipoはとうの昔になくなったし、他の雑誌も定期刊行が無くなった。Carマガジン、ルボラン、ロッソ、ホンダスタイル、他にもあるだろう。逆に残っている雑誌は、印刷媒体からネットへの移行などの環境変化を考慮した結果「守るべき・のばすべきコア領域」、「イベント展開がしやすい領域」ということなのだろうか? 現在のラインナップを見ると、ネットの情報で(しかも無料で)代替できる領域だ。まだまだ出版物の整理整頓が続きそうな感じがする。
元に戻ってイベント内容をざっと見ていく。タイスケを見ると、TIPO OVWERHEAT MWWTINGの時と大きな変化はない。無いものと言えば、昼の時間帯に行われていたコース上での記念撮影ぐらいかな。
歴代マシンのデモ走行もあった。もともとはドリフト走行もやる予定だったが急遽中止となったようで、その穴を埋めるべく、歴代マシンが普段よりも多く回っていた。ある意味、嬉しいハプニングでもあった。
概要の概要みたいなものはこれぐらいにして、次頁からは今回の冠スポンサーであるボッシュのブースを見ていく。