外装、概観

・ボディー
 AZ−1には3つのボディーがある。ノーマル、マツダスピードバージョン、M2 1015の3つだ。マツダスピードバージョンは、ボンネット・フロントバンパーが変わっており、リアウイングがついている。またM2 1015も同様にボンネット・フロントバンパーが変わっており、リアウイングがついている。さらに1015はリアの運転席側のウインカーの内側に、「M2 1015」と刻まれている金属製のプレートがついている。
 なおボンネットやバンパーは単品でも売られていたため、バンパーのみマツダスピードバージョンになっているAZ−1などがあり、業者によってはそのようなものも「マツダスピードバージョン」と表記されて売られていることがあるので注意すること。本物のマツダスピードバージョンにはサイドシルにMAZDA SPEEDと銀のシールが貼られている。
 ボンネットに貼られているオーナメントだが、AZ−1およびマツダスピードバージョンはオートザム、CARAはスズキ、M21015には貼られていない。

ノーマル マツダスピードバージョン




バンパーだけ、マツダスピードバージョンに変えられた例


 AZ−1には兄弟車も存在する。それがスズキのCARA。AZ−1と異なっている点は、ボンネットにつけられているオーナメントがスズキのものになっている点、前のバンパーにフォグランプが埋め込まれている点、リアエンドパネルにCARAと書かれている点、マフラーのタイコ隠しがAZ−1のものと異なり単にスリットの入ったものになっている点だ。




・色
 ノーマルのAZ−1の標準色は赤/ガンメタ、青/ガンメタである。これ以外の色になっていた場合は、色が塗り替えられている。なお、マツダスピードバージョンでは赤、青、黒、銀の全塗装、M2 1015では白、黒、銀の全塗装が標準となっている。ちなみに黒もしくは白のもとの色は赤/ガンメタ、銀の元の色は青/ガンメタである。