運用指針1 HPの目的や理念・理想を自分自身クリアーにする

 これを簡単に言うと憲法とか企業理念に該当するもので、自分の理想とするHPの実現させるための根本的な考えとなるものです。また場合によっては、HP運営全般の判断基準にもなり得ます。例えば何からの問題・想定していなかった事態が生じた場合でも、この運営指針に照らし合わせることで、次にどうすべきかをすぐに判断することができますし、その時々によって答えが異なってしまい、HPの常連さんが迷ってしまうということもなくなります。つまり「これに合致するものは行い、そぐわないものは行わない」という具合にHPを運営すればよいのです。
 例えばこの「ズバリ!! 見てもらえるHPの作り方」の目的や理想・理念ですが、

目的は「HPの内容はいかにあるべきか、どうやったらアクセス数が増えるのかを解説すること」
理想は「日本のHP作りのスタンダードとなること」
理念は「具体的事例とデータを示して検証すること」

です。この運営指針に照らし合わせると、必然的に「HPの内容はいかにあるべきか・・・」というもの以外のテーマは扱わないことになるため、一本筋の通ったHPにすることができます。また、内容面についても「具体的事例とデータを示して検証すること」という理念があるため、そのようなデータのないものはHPに掲載しないという掲載の自主基準ができますし、どうしても載せたかったらデータを得る努力をするようになります。それによりよりよいHPができあがっていくことになります。
 さて皆さんの場合は、HPの目的とか理念・理想がはっきりしているでしょうか。もしはっきりしていなくても心配いりません。今から意識して作っていけばいいだけのことです。またこれは、実際にHPを運営していきながら考えないと、まとまらないものでもあります。しかし絶対に必要なものなので、早めに自分自身の中で確立しておきましょう。