.

最近悩んでいます。
援助者の価値観だけで処遇内容を決定している風潮が強すぎるような気がして
      「操作主義」になっていると感じてしまって・・・(カトレアホームの高橋さんにも同じような メール送ってみました)
      僕自身も「自己覚知」ができているとはいいきれないのですが「何か違うなあ」と思うことが 多くなって疑問が増えるばかりです。
      またメール送ります       
 


                
僕は、専門職というのは、専門性を身につけることで「悩まなく」なるものではないと思います。一生悩みを抱え続ける、つま
り判断をその つどせまられつづけていくのが専門職だと思います。
医者もたくさんの人の死に関わったからといって、人の死に無関心に なるのではないのであって、どれだけたくさんの人の死に関わっていても、 それでも、人の死を前にして悩むものだと思います。
その意味では、あなたがおっしゃる悩みは、援助者が抱え続けて行かざる を得ないものの一つだと思います。

悩みを抱え続けうるのが専門職だと思います。

そして、ここからは僕の意見であって、人によって意見が違うかも知れないと思いますが、
なやみ続け、援助者の側の都合での援助になっていないかを絶えず 振り返り続け、その上で援助者の思いやメッセージも全力でぶっつけていく ことは可能なのではないか、相互主体であるべきなのではないかと思います。
彼の主体性を尊重することは、こちらが主体性をなくすことではないと思います。
逆にそうさ主義になるのは、こちらが、主体性を本当にはもちえていないから ではないかという気がします。自分を大切にできていないから、相手をも大切に できないのではないでしょうか。
ここは、小山の意見で、分かれるところですが。


戻る
.